ネットで買ったエドウインに後悔…!?

エドウィン箱高校時代からずっと愛していたリーバイスを履かなくなって、ずいぶん長いこと経った。タイトにフィットする『505』が大好きで、綿の白シャツとの組み合わせは人生でもっとも多くの時間を過ごしてきた定番メニューだった。不可解なサイズ変更によって、僕に合うものがなくなってしまい、長いリーバイス人生を終えた日は本当に寂しかった。

その後アレコレ試して現在はエドウインに落ち着いている。やはりタイトにフィットする『503』に出会って以来、ずっと愛用しているが、リーバイスに比べるとマイナーチェンジが多い。僕が知っているだけで、現在までに2度の微調整が施され、それによって良くなった部分も悪くなってしまった部分の双方ありながら、なんとか付き合っている。僕にとっては3代目になって愛用しているのは『503』のバリエーションモデルの『502』だ。

ある日『昭和40年男』のブログにエドウインのバナーが張ってあり、何気なくクリックした。するとなんと、メーカーサイトでありながらバーゲンセールしているじゃないの。ジーンズは値引き販売にあまり出会えない不思議なアイテムの1つなので、僕はポイント還元率のいいジーンズショップで購入している。9,500円の大金を年におよそ1回のペースで支払っているのだ。ところがこのサイトで見つけたのはなんと50%以上の値引きとなった4,500円である。何度も確かめてみたが正真正銘の『502』である。特に今必要なわけじゃないが、腐るもんじゃないと思わず購入ボタンをクリックをしてしまい、こうしてロゴマーク入りの箱が翌々日に届いたのである。

買っておいてなんだがメーカーが自ら、しかもサイト上で値引き販売をするとは時代の変化に驚いているおっさんだ。ジーンズからはちょいとそれるが、出張が多い僕はビジネスホテルの利用が多い。ここで「なんだかなあ〜」と感じてしまうのは、隣で精算している人との価格差だ。とくにお年寄りは、僕より高い支払いをしていることが多い。僕が泊まるような安いビジネスホテルに、部屋のランク付けなんてほとんどない。お年寄りたちはおそらく電話で予約するから宿泊費が“定価”なのだろう。先日も浜松で3,800円で泊まったホテルが、隣の爺さんは6,500円を請求されていた。ここがその値段だったら僕は絶対に泊まらない。

僕自身はネットでモノを購入するのはあまり好きでない。よく利用するのは出張先のホテルと航空券くらいで、ごく最近は音楽ソフトや本などでショップには並んでいないようなレアモノに手を出すようになった。だが断然ショップ購入の方が多い。だから今回のメーカー直販50%以上の値引きにはいろいろと考えさせられてしまった。便利なネットショッピングに「なんだかなあ~」がよけいに大きくなってしまう。身にまとうものをネットで買ってしまったことと合わせて、せっかく安かったのに気分がよろしくない今日だ。それにしても、こんなことをぼやいているのはつくづくおっさんだなあ(笑)。

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6件のコメント

  1. 今日は正に、白シャツにLevi’sの旧505でしたわさ。
    EDWINは経営破綻から商社による事業再生の最中ですから、
    色々あるんでしょうなぁ…

    • hikoさん、ありがとうございます。
      その組み合わせが最強ですよね。僕も旧505を1本だけ残していますが、履くのに勇気がいるほどボロボロなんです(泣)。

  2. リーバイス、リーに加えて国産組がぽろぽろという時代から、もはやよくわからん時代になった。
    こだわればキリがないが、おっさんになってしまいそのこだわりが薄れてゆく寂しさも。。。
    この間、試しに買ってみたユニクロのストレッチジーンズがやけに心地良いおっさんです。

    • 平成乃昭和さん、ありがとうございます。
      ユニクロはよさそうですよね。そろそろ見栄を張るのをやめていいかなと悩んでいる49歳です。

  3. 俺もリーバイスは505だったな。
    エドウィンは未だにリーバイスのワンランク下のイメージが消えず買う気がおきないんだよね。
    10歳くらい下の後輩が1万円以上でエドウィンのジーンズ買ってるって聞いてビックリしたもん。
    そんな私ですが今やGAPのバーゲンのバーゲンのGパンですよ(^^;

    • 浅野さんのいうとおり、下のイメージは履きながら僕も賛同です。でもね、カタチが気に入ってしまって許してあげました。

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