「鈴鹿8耐」奮闘後記。

1週間前の今日、僕は鈴鹿サーキットにいた。今日は『昭和40年男』の読者ミーティング『大阪ミナミ秘密基地』で大阪に出かけて、来週末は岐阜県でこんなイベントを展開する。毎週末に西へと出かけられる仕事があるのはありがたいことだ。

先週末の興奮と感動がまだ心と体に染み付いている。昭和40年男ならその名は知っていることだろう、国内最大のバイクイベント『鈴鹿8耐』で、僕はすべてを出し切ろうと努力を重ね、当日は持っている力のすべてを振り絞った。心の奥から言葉を出し続けた時間は、49歳を直前にして素晴らしい経験になった。その中心にあったカワサキの『チームグリーン』は見事に完走を果たし、転倒した渡辺一樹選手には悔しさが残っているようだが、そんな彼に言葉を贈りたい。
「あっぱれだった。今回の経験は一生の宝物だ。悔しいのなら唇を噛み締めろ。噛み締めた分だけすばらしい明日が来る。そしてきっと強くなれる」

一緒に仕事をした女の子『KAZEギャル』たちは、ゴール後のイベント終了後にお互いを讃えあうように涙を見せていた。彼女らも心を込めて全力で頑張った。夏という季節と、『チームグリーン』のチャレンジによって奇跡のようなイベント運営が出来た。奇跡というのは、僕と4人の女の子達が心を1つにしてステージ運営できたこと。人と人の結びつきは持っている力以上の“なにか”を生み出せる。おそらく夏の鈴鹿史上もっとも熱いステージだっただろう(笑)。僕らをステージへと送り出したカワサキのスタッフたちの心も強く僕らを後押しして、そしてもちろん、集まってくれた皆さんのあたたかい心が絡まり、大きなうねりを生み出したのだ。

カゼギャル2

おっさんと3日間過ごしてくれた『KAZEギャル』は、右から朝倉さん、吉田さん坂本さん神崎さんで、僕の暴走を支えたり突っ込んだりと奮闘してくれた。ありがとう。そしてライダーの3人はこれ以上ないくらいの団結と気概を見せてくれた。柳川さん藤原さん、そしてあえて普段どおりにこう呼ばせてもらう、カズキ。ありがとう。あなたたち3人は、何万人というファンにこの夏の大きな感動を与えた。たくさんの困難を乗り越えて得た完走は、応援した人たちの心に強く強く響き、チャレンジの尊さを再認識させてもらえた。本当にありがとう。

今日のイベントで鈴鹿を盛り上げてくれた皆さんと会えたらうれしいな。少なくとも1人、鈴鹿サーキットでハイタッチしたヤツが会場にいる。今日の舞台となる『CROSS BEAT Hommach』の経営者、藤井さんは鈴鹿で汗流していた(笑)。ではそろそろ旅立つぞ。皆さん、今宵を最高の時間にしましょう!!

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