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『輝け!日本のレコード大将』に行ってきた。

2014 年 7 月 16 日 編集部員 コメント

輝け!日本のレコード大将遅くなってしまったが、昭和40年生まれの放送作家・中野俊成(写真左)/鮫肌文殊(写真右)の両氏が月に一度開催しているイベント『輝け!日本のレコード大将』に行ってきたので、その様子をお伝えしたい。

 

このイベントは、鮫肌と中野がそれぞれに設定したテーマに沿って持ち寄った和モノの新旧アナログ盤を流し、その日もっとも刺さった楽曲は何かを観客に審査してもらうという趣向のイベントだ。毎月第二金曜日に渋谷の老舗DJクラブ・オルガンバーで21-23時に開催されており、和モノレコードにこだわり、好盤から珍盤奇盤をノミネート。その日の“レコード大将”を決めてしまおうというものだ。

 

両氏は、ラジオ番組『決定!レコ歌ベストテン』(FM中央84.0MHz)のパーソナリティも務めている。そこでも和モノアナログ盤を紹介していて毎回ユニークな選盤で我々を楽しませてくれているので、今回も期待を膨らませて渋谷へ足を運んだ。会場は古いビルの3階にある小さなクラブだが、20名近くの参加者が詰めかけた。椅子も用意されていて、意外と落ち着いた雰囲気。初めての参加だったが、ビール片手に気軽に2人のやりとりを楽しめる。

 

さて、今回はABCの3つのパートでそれぞれテーマを設定。その他に “つかみの一曲” と “しめの一曲” がある。7月11日の各テーマと楽曲は以下のとおり(公式サイトより引用)。

 

第6回 輝け!日本のレコード大将(クリックすると拡大)

 

ピンキラの民謡お国めぐりまずはAブロック、鮫肌文殊の「ソーラン節」では、ロックなかっこいいソーラン節がずらり。なかでもピンキーとキラーズは非常にかっこいいメロディに乗せて、こぶしの効いた感じの歌い方が実にミスマッチ!で実にイケていた。一方の中野俊成は、「原曲を台無しにしてしまう洋楽カバー集」というテーマで挑む。内山田洋とクール・ファイブの『ミッシェル』は衝撃であった。鮫肌もコメントしていたが、「あいにっどぅっ、あいにっどぅっ」と歌うところの台無し感は半端ない。ある意味でこれは一聴の価値ありだ。

 

 

おっぱいちゃんが自慢ですBブロックでは芝田洋一の『酒持ってこい』も秀逸ながら、中野俊成のテーマ設定「おっぱいソング」が光る。「音楽にはおっぱいソングというジャンルがあるんですよ」と中野。『おっぱいがいっぱい』は有名どころだが、他の2曲もおっぱいを前面に押し出した楽曲。星まり子は、この曲のプロモーションで、レコードを5枚買ったらおっぱいに触らせてもらえるというキャンペーンをしていたとかいないとか。個人的には渚まさ子の『おっぱいちゃんが自慢です』が全曲をとおして最も心に刺さった一曲であった。

 

 

 

マッチョ・ドラゴンさて、Cブロックは鮫肌の「スポーツ選手の残念なレコード」というテーマで藤波辰巳『マッチョ・ドラゴン』が紹介されたが、カラオケでもなかなか聞くことのできないすばらしい歌唱力に完全にKOされてしまった。一方の中野は、なかの綾というシンガーに焦点を当ててそのB面を紹介。これがいずれも大変すばらしい楽曲・歌唱ばかりで、本日の珍盤奇盤のなかで唯一(?)のまともな選曲であった。

 

 

 

大将は、無作為で選ばれた会場にいる方が独断と偏見で決めるという仕組みで、星まり子『泣くなおっぱいちゃん』に決定した。惜しい!(何が)

 

というわけで、ユニークなテーマに沿って知らなかった楽曲を楽しめる本イベントは実に興味深いもので「あんなヒトがあんな曲を…」といった発見も多い。また、いきものがかり『ふたりの愛ランド』のようにおそらくここでしか聞けない貴重な音源もあり、その意味でも楽しめる。アナログ盤の愛好家はもちろん、昭和40年男なら間違いなく楽しめるイベントであることは間違いない。毎月第二金曜日はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

 

 

◆副編集長・小笠原: マンションを引っ越したが、隣家のベランダ喫煙に悩んでいる昭和49年男。

 

      

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