【S40News!】塩と水を入れて発電する防災用LEDランタンが発売。

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グリーンハウスは、塩水で発電するLEDランタン『GH-LED10WBA-WH』を発売した。

この製品は、本体に塩水を入れると発電するため、電池や充電の必要がない照明器具だ。同社ではこれまでにも塩水で発電するLEDランタンを発売しているが、本モデルでは前モデルに比べ高さが約48%小さくなり、明るさは約60%アップしたとしている。

一般的に乾電池や充電池は、自然放電するため劣化してしまうが、この製品は塩水を入れた時点で発電を始めるため自然放電せず、防災用品として長期間保存に向いているという。

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使い方はマグネシウムの取換用金属棒がセットされた本体に、塩(15g)と水(350㏄)を入れるだけ。イオンが溶け出し、―(マイナス)から+(プラス)に移動することで電気が発生する。8時間ごとに塩水を入れ替えれば、金属棒1本で約120時間使用できる。また、塩水を抜けば金属棒は消耗しないので、再度塩水を入れるまで保管できる。

また、専用端子からUSB機器の充電も行なうことができる。ただし、出力は40mAのためスマートフォンなどの高い電流値を必要とする機器には使用することができない。

防災のための保管だけでなく、キャンプやレジャーなどにも使用できるので、ひとつあると安心かもしれない。付属品は金属棒×1本(本体に装着済み)、USB充電ケーブル(約15cm)、塩用袋(容量15g×3)、取扱説明書/6ヶ月間保証書。(※水と塩は付属していないので要注意)

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光源は白色LED 10灯(明るさ87.8lm)、発電時間  約120時間(金属棒の寿命)※約8時間ごとに塩水を交換必要。出力電圧は発電 DC1.5V、LED DC3V、充電 DC4.5V。大きさは188 × 85 × 110(mm)、重さは約357g。価格はオープンプライスで、実勢予想価格は3,700円前後(税抜き)の見込みとなっている。

なお、別売りの金属棒のサイズは40 × 127 × 28(mm)、重さ約52g、同社サイトでは1,008円となっている。

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