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今回の3番勝負解説。〜その壱 8時だョ! 全員集合 vs オレたちひょうきん族〜

2010 年 10 月 11 日 プロデューサー コメント

それでは今回の3番勝負を、出題者の私から解説をさせていただきましょう。

 

この勝負は出題しておいてなんだが、俺の中では『8時だョ! 全員集合』の圧勝だ。
志村ケンさんのギャグの数々のおかげで小学生時代を突っ走れたという、
大変なお世話になった番組だからね。
年に何回かあるお楽しみ会の出し物に、命をかけていた俺だったのだ。
グループを組み練習を重ねてくり出すお笑いネタで勝負する瞬間は
運動神経がイマイチで足の遅い俺にとって唯一闘える(!?)チャンスだったのだ。
そのネタの3回に2回くらいはドリフもののアレンジというか
まっ、端的にいうとパクリで構成したものを打ち込んでいった。
大きな笑いを取れるたびに志村ケンさんや他のメンバーへの尊敬が強くなっていき
お笑い芸人になりたいという夢が広がっていったのだ。

 

一方、『オレたちひようきん族』のシュールさというかセンスは
放送開始当時はイマイチついていけなかった。
ただ、始まったころはドリフの笑いからも遠ざかっている自分だった。
リアルタイムで追いかけていた俺にとって『8時だョ! 全員集合』は“東村山音頭”が
ピークであり、それ以降は少しずつ心がときめかなくなっていったもの。
「志村さん、がんばってよ」
そう思いながら、でもやっぱり大好きで見続けていたところに
突如『オレたちひようきん族』が割って入ってきて、視聴者を奪っていった感じだね。

 

よく言われることだが『オレたちひょうきん族』は笑いの質を激変させたよね。
それは今にも脈々とつながっていて、それ以前の代表格が
間違いなく『8時だョ! 全員集合』だった。
栄枯盛衰といえばいいものか、すごく悲しみを感じながら
その世代交代を見届けていた気がする。

 

『オレたちひょうきん族』が始まったころには
お笑い芸人になりたいという小学生のころ描いた夢はすっかり覚めてしまっていたから
『8時だョ! 全員集合』の志村さんを、鷹が獲物を狙うように見ていたときとは
俺自身の注目は違っていた。
なんとな〜く、おもしろいかな程度の思いで
『オレたちひようきん族』にスイッチして見ていたかな。

 

というわけで、この勝負は前世的な笑いの集大成と、
現代の笑いの創出番組との比較なのである。
俺が投じる一票は『8時だョ! 全員集合』となるが
皆さんにとってはいかがでしょうか?
接戦に期待だ。

 

 

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