『アキラ』バイクも展示され、大盛況の東京モーターサイクルショー!!

一昨日からお台場で開催されている『東京モーターサイクルショー』が、連日大盛況だ。今日が最終日で、おそらく総来場者数は過去最高をカウントするだろう。若者が戻ってきてくれているのがうれしい。バイクやクルマに若者が興味を持ってくれないとは業界内の愚痴だが、この会場にいるとまったくそんな気にならないほど、多くの若者が駆けつけてくれている。

そして一方、僕とタメ年くらいだろうと思われる男たちがもっとも多い。先日書いたとおり、80年代のバイクブームのど真ん中で、ちょうど免許取得可能な歳になった昭和40年男たちだ。子育てと女房孝行からも完全解放されたタメ年男たちが多く、人生のゴールが見えてきたから大きな趣味を持ちたいとの気持ちも強くなっている。50歳を超えてしまうともう無理だろうとの心理もあるようで、40代後半の今が最後のチャンスととらえている。そんな大人たちが好みそうなデザインのバイクが多く展示されている。

写真 3僕らが乗るにはちょっと抵抗がある、こんな近未来バイクが発表された。見た人たちは口々に『アキラ』バイクだと言う。きっとこのバイクに携わった連中が意識したことは間違いない。

これまでもそれらしいバイクはカスタムも含めて多く見てきた。だがここまで『アキラ』なのは初めてで、ホンダの本気を感じさせる。発売間近との段階までもってきて、先週行なわれた『大阪モーターサイクルショー』でワールドプレミアム発表となった。東京でもプレスカンファレンスを開く入魂ぶりで、業界に携わる人間としてはうれしい限りだ。ホンダブースでは若者たちの目を奪い、多くの人だかりが出来ている。

また、今回のショーは海外メーカーの気合いがすごく、車両のラインナップもさることながら、ブースの作り込みも個性あふれていて楽しい。20年以上このショーに携わって来て、今回の出展がもっとも華やかな気がする。少しでも興味がある方はぜひご来場いただきたい。今回は『お台場秘密基地』と称して、本日13時より僕が読者のみなさんをアテンドする。小さな『Love the Earth』というブースがあるからここに集合してくれ。ただし、間違いなくバイクが欲しくなるから、気をつけてお出かけください(笑)。

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