ボブ・ディランとジェフ・ベック、クラプトンにストーンズ!!

ボブディラン

ジェフベック一昨日出かけてきたローリング・ストーンズだけじゃない。この春は大御所の来日ラッシュとなっていて、先月のエリック・クラプトンと一昨日で打ち上げたストーンズに続いて、昭和40年男にはなじみ深い神様が2人来日する。ボブ・ディランジェフ・ベックで双方とも追加公演が決定するほど好調な売り上げとなっているようだ。ベックは日程が合わず断念して、ディランを狙ったのだが、追加公演も含めて残念ながら取れなかった。

クラプトンはちょくちょく来るから今回はいいかなと見送っていたところ、70歳で全国ツアーから身を引くと宣言していて、今回の公演がラストかもしれないとの情報を知り、コイツはまずいと問い合わせたところすでにチケットは売り切れていた。これまで20回もの日本ツアーを行なってくれた彼のことだから、きっとギリギリの69歳でもう一度来ると信じよう。ちなみに70歳を迎えるのは来年の3月だそう。ウーム。きっと来る…、だが20回と切りがいいのは気になる…、いや、きっと来てくれる!!

この大御所たちで、ジェフ・ベック以外は3人とも観たことがあり、ストーンズは初来日時に続いて一昨日の目撃となった。クラプトンはたしか2003年、ディランは1994年の来日公演だったと記憶していて、双方素晴らしくもう一度必ず行こうと誓ってそのままになっている。とくに今回のディランはライブハウスツアーだから、ぜひにと思ったのだが本当に残念だ。

よくよく考えると、一昨日のストーンズはまだまだ現役一線でできることを確認できたが、全員が全員ミックのような怪物じゃない。クラプトンのようにもういいだろうと判断するのも人生だ。ミックを観てつくづく思ったことは、現役でいることへのモチベーションや努力は相当なものだろうとのこと。70まで全国ツアーするクラプトンだって、十分に常人とはかけ離れている。好きなミュージシャンたちがどんどん高齢化している現状で、僕はもしかするとライブそのものから遠ざかってしまうかもしれない。去年観た、ザ・バンドのガースハドソンは76歳のバースティライブだったし、『恋するチャック』でキュートなジャケット写真でデビューしたリッキー・リー・ジョーンズも今年60歳と、2人とも高齢だった。観たいと思い浮かべるとほとんどが60歳を超えていて、それは国内ミュージシャンも同様になってきている。ライブを観に行かない人生なんてそんなの考えたくないが、近い将来に迫っているのかもしれないと、ストーンズの興奮が覚めやらない今日ふと感じたことで、コイツは将来への不安だな(笑)。

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