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貯金960万円の行方!?

2014 年 3 月 3 日 プロデューサー コメント

『昭和40年男』の連載ページで、タメ年たちがアレコレを綴る『四方山話』に執筆してくれている1人、村木さんは禁煙とともにその分を貯金して、ホントだったら煙になっちまった金なんだからと、貯まるとこれで海外に出かけるという。じつは僕も同じ発想でバイクを買ったのだ。

ショートホープひどいヘビースモーカーだった。チェーンスモーカーとまでいわれていた僕は、ショートホープを1日に少なくとも10箱、朝まで呑んだり、仕事の詰めなんてなると15箱なんて日もあった。朝起きるとのどがガラガラで、歯磨きするとオエッとなる日が続いていたが、健康なんざ考える気は微塵もなく、大酒・大喰らい・ヘビースモーカーの三拍子そろったカッチョいい男だった。今考えるとよくそんなに吸えたと思うが、時代はまだまだスモーカーに寛容で、禁煙の場所を探す方が大変なくらいの20代のことだ。会社だってもちろんバシバシ吸えて、外から入って来ると白い部屋だとよく言われたものだ。

そんなカッチョいい僕だったが、なんで禁煙なんてバカバカしいことを始めたのか。キッカケはフルマラソンだ。初めてトライしたときはスタート直前まで吸って、途中で吸いたくなったら買おうと靴下に1,000円札を入れて走った。ところがとてもじゃないが途中では吸う気にならず、完走を果たして吸った1本のうまいこと。ショートホープを毎日100本以上吸っていてもマラソンは完走できると自信を持った。そして翌年のトライのときに考えた。前日の夕方から禁煙して、完走後に世界で一番うまいタバコを吸うという計画だ。リュックにタバコとライターを忍ばせ、でも前年よりは肺はきれいだぜとフルマラソンにのぞんだ。そのせいではないだろうが、初挑戦よりも30分も縮めてゴールしてさあタバコだと思った瞬間、ふとこのままやめられるかもしれないと思い今日にまで至っている。もう20年以上が経ったのだから、人生なんてわからないものだ。

今も素人ながら続けている歌に影響が出始めたのも、じつは禁煙に踏み切った要因である。当時、一番高いところが少し落ちてきたのを感じていた。やめてしばらくすると完全に戻り、この音は今もしっかりとホールドできる。

そしてこの出費は貯金してみようと、適当な箱を見つけて毎日1,200円ずつ入れた。今は一箱220円もするそうだが、当時は120円で10箱分である。貯金してみて始めてわかったことが、タバコにこれほどの金を使っていたということだ(バカモノ)。30日で3万6千円が貯金され、呑んだときなどはもっと吸っていたから少なくとも月に4万円は煙になっていたと思う。1年とちょっとで、僕はカワサキのオフロードバイクを手に入れたのだった。20年以上の禁煙ということは、月4万円×12ヵ月×20年でなんと960万円も節約してきたことになり、バイクを買った後もこの貯金を続けていれば、これに近い金が今手元にあったことになる。ウーム、今日からまた始めようか。そして酒の分も貯金したら…、なんて無粋なことは一生考えないで生きていきたい。

 

 

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