いざっ、消費税増税。『昭和40年男』のスタンスやいかに?

さあ、もう3月に突入だ。春はもうすぐそこまで来ていて、ここ近年は仕事でご一緒させていただいている方の移動が多く、毎年残念な別れの季節でもある。今年はどうなることやら。

写真3月に入っていよいよ大きな焦点として持ち上がるのが、消費税の問題だ。今朝の一面でもこのように報じていて、増税分の値上げは着実に進むとのことだ。一部、これを機に値下げに踏み切る動きもあるようで、この攻めの姿勢はあっぱれである。日清食品の『ラ王』が早くに発表して、見事なりと唸った僕だが、みなさんはどう思われる? それと僕は吉野家一筋だから関係ないが、すき屋も10円の値下げに踏み切るそうで、これらの生活密着ものは今後もさまざまな動きを見せるだろう。

そしてこの新聞記事の上に乗せてあるのは、まだプリントレベルの次号の裏表紙である。ご注目いただきたい。3月11日発売だから、当初は680円のままで発売して、4月1日から実質値上げとなる。現状の本体価格に8%の税をオンするとほぼ700円となるから、便乗にはならずにいける。まあ、大人気の『昭和40年男』が野球特集でのぞむのだから4月まで残っているなんてことはまずないだろうが、念のため気をつけて3月中に駆け込んでくださいね(笑)。ひとまず今回は、販売時期が増税前ということであまり悩むことなく行けるが、次号が実質決断のときである。以前ここにつらい胸の内を書いたときは暖かい励ましの声をいただけ、少しだけほっとさせられた。

5月発売号に向けて『昭和40年男』の選択は4つある。もっとも妥当な線が、今回の4月以降がそのようになるのだから、このまま700円にするというものだ。朝刊に書かれた記事どおりの対応である。もう1つ、これもいい選択だと思われるのが“のみ込む”戦法だ。680円で据え置きにする。なんとなく男気を感じるのは、一昨日書いたようにやせ我慢がともなう。そしてこれはもっと、やせ我慢どころか場合によっては大ケガする『ラ王』作戦だ。ここで下げるって選択肢は、男気を超えて戦略を感じさせる。一気に部数倍増を狙うくらいの勢いが必要な作戦だが、ウーム現実的じゃないかな。そして当然ながら、値上げだって考えられないわけじゃない。…が、これで販売が変わらないならウハウハで、でも小心者の僕にとってはもっともやりづらい作戦だな。

と、うだうだと考える猶予が与えられるのは隔月刊誌のメリットと思って、世の中の動向も見定めながら最終決定に持っていきたい。そしてどんな価格になるにせよ、とどのつまり決めるのは読者さんということになる。価格と内容のバランスから、価値を感じていただけるか否かでしかないのだから。この辺は、食料品などとは考える上で大きな相違点で、嗜好品がゆえだ。いずれにせよ、決定したら報告させていただく。

さてさて、よーく見ると写真の左下に次号の表紙が見えるじゃないか。昨日発表したとおり、野球特集でこの1部分。なにか連想できますか? って、こんなんじゃわからないですね(笑)。乞うご期待!!

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