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第4号の大編集後記。〜特集テーマは“力”〜

2010 年 9 月 9 日 プロデューサー コメント

今回の特集はテーマを『力』とした。
小笠原と日々議論を重ね、社外編集員たちにも投げる。
「あのさー、テーマは力なんだよね。昭和40年男がこれからもがんばる力」
と、これだけの発注である。
こんな小学生以下の発注に「うりゃー」と答えてくれる男たちがいる。
ああ、幸せ〜とひたっている場合でない。
自らも企画を練り上げる。

 

加えて、いいアイデアを出してくれた編集者たちと、ガンガン詰めていく。
アイデアの応酬というか、意見をガチンコでぶつけ合う。
これもものづくりの醍醐味で、すごく楽しい。
カメラマンを名乗っているが、俺にとっては編集者であり物書きだと思っている武田から
川原さんの名前があがった。
 「?」
 「島田紳助がテレビで紹介してますよ。有名人ですよ」
 「?」
あきれたように人となりを説明する武田に、そいつはスゲェとなりコンタクトを取るように依頼した。
ほとんど日本にいない彼の取材をするのはまず日程ありき。
突然連絡が入ったのだった。
「明後日福岡でならつかまります。飛んでいいですか?」
「おうよ、飛んでくれ」
そして小声で「でもできるだけ安くね」と付け加える、格好悪い俺だ。

 

今回の力特集はこうして取り上げようとするアイデアありきで、組み上げていくことにした。
いいアイデアが出てくればガンガン取り入れ、整理しながらセクションをまとめていく。
川原さんは人間力と分類して、もう1人を捜していたら
小笠原からボートレーサーで活躍する江口さんの名前が挙がった。
ものすごくストイックな方で「いいじゃん、完璧だよこのタメ年2人は」と、はしゃぎまくる俺だった。

思いの内を訥々と話してくれた江口氏


インタビューを終えると思った通り、2人の言葉はどれもズシリと来るよ。
特集のド頭は、この2本のインタビューでスタートさせることをすんなりと決定できた。

 

第4作目だからだと思うが、参加してくれている人間たちが本の性格や方向性をつかみ、
それだけでなく新しい方向性の模索さえしてくれる。
意識が深くなっている。
だから企画そのものも深くなる。
すると意見の交換も深いものになる。
うん、いいグルーヴだなあ。
状態のいいバンドみたいになってきたぞ。

 

楽しみだなあ、みなさんとの決戦の日が。
あと2日だ。

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