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第15話 ドリフターズは欠かせない。(2)


小学生低学年のころに
お笑い芸人になるという夢を抱いた。
わりと長くつきあった大きな夢である。


第一希望はドリフターズのメンバーになることで、
5人のチームワークでドタバタな笑いをつくりだすことに本気で憧れ、
始末の悪いことに、妙な自信まで持っていた。
荒井注さんが脱退して、志村けんさんが加入したときは
「長さんもわかってないなぁ。
なんで俺に声かけないで、あんなおもしろくなさそうな奴入れたんだよ」
と本気で悔しがったほどである。


やがてあっさりと志村けんさんの虜になり
教室で東村山音頭を絶叫するころには、
ますます憧れは大きくなり、夢はふくらんでいったのだった。


ずいぶんと時間は流れたが、あのドリフターズに会えるかも知れない…。
企画を遂行すること以上に、そこに高鳴りを覚えるおバカ40年男である。
勇んで取材を申し込んだのだった。
が…、ボツだった。


もう“あの頃”を振り返るのはやり尽くしてしまったというのが、主な理由のようだ。
そりゃそうだよな、今も現役で突っ張っているんだからね。
でもね、ドリフのみなさんありがとう。
あなた方からまた夢をひとつもらいましたよ。
この本を成功させて、いつか誌面に引きずり出すぞぉー!!!!!!!

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