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カワサキのレーサーたちとの長い夜。

2013 年 12 月 18 日 プロデューサー コメント

一昨日は今年最後のイベントをこなし、昨日今日と今年最後の出張仕事となっている。なんだかいろんなアクションに「今年最後」がついてくる、まさに師走の空気を満喫している。今年もいろんな場所に飛べたのは、仕事人冥利に尽きるってもんだ。北は秋田から南は鹿児島まで、来年は出張の全記録をデータ化しようなんて考えている。

昨日は午後の新幹線に飛び乗って、取引先であるカワサキの大きなパーティに出席してきた。僕にとってカワサキとは、製造メーカーである川崎重工と、国内の販売からマーケティング活動全般を取り仕切るカワサキモータースジャパンという2社が付き合いの対象となり、僕らは通常カワサキモータースジャパンと仕事を進めているのだ。この会社が独自にレース活動を行なっていて『チームグリーン』と名乗っている。メーカーが直接の母体じゃないからワークスとは呼びづらく、でもメーカーの冠はついているからサテライトチームでもない。なんとも微妙な存在ともいえるが、メーカーの冠を背負ったレース集団であることには違いない。長い解説になったが、この『チームグリーン』が30周年を迎えためでたい宴が行なわれたのだ。ちなみに川崎重工のワークスチームはそのまま『カワサキ・レーシング・チーム』と名乗っている。

 

 

懐かしい顔がたくさんいる。かつて取材させていただいた技術者やレーサー、仕事上で世話になった担当者などなど、まるで自分の積み上げてきた仕事を総決算してくれているようなメンツの大集結である。もしこの男がカワサキにいなかったら、カワサキどころか日本のバイクの発展は遅れていただろうキヨさんこと、清原明彦さんは主役級の存在感である。彼については先日こんな説明をさせてもらっているから、ぜひご一読を。キヨさんは二次会でも多くのレーサーたちを束ねて、その真ん中にドーンといる。全員、キヨさんが大好きなのだ。ホントにこれほど愛される男と知り合えて、また親密におつき合いいただいているのは僕の人生の宝である。

 

CIMG1956

 

そしてこのパーティではサプライズが用意してあった。『チームグリーン』が、来年の鈴鹿8時間耐久レースに復帰するのだ。おーっ、パチパチ。そしてそのライダーとして今年無念の年間ランキング2位で終わった柳川明さんが出場するとの宣言もあった。彼とは以前トークショーで「プライベートでもいいから8耐出たらいいじゃん」とジョークのつもりで言ったところ「ホント、許されるなら出たいですよ」と、真面目に返されたことがある。その念願が叶ったのだ。日本人ライダーにとって鈴鹿8耐は憧れの舞台であり、メーカーを背負って走れることは大いなる誇りである。それは写真のとおり、彼の表情にあふれ出ているじゃないか。

CIMG1958

 

楽しく過ごしながら宴は四次会のラーメン屋まで続いた。最後まで残ったのは元レーサーがほとんどで、やはりあの特別な世界で生きた男たちは本当にタフである。夕方の5時にパーティが始まり、ラーメン屋を出たのが午前3時だから、鈴鹿を超える10時間耐久の宴だったのだ。こんな幸せな夜もあるのだが、まだまだ今年にやらねばならない仕事が山積している。じつは朝から震えていたりする(笑)。

 

 

 

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