昭和40年男の妻たち。

先週末、浜松町のオフィスに昭和40年男の“妻”4人に集結願った。
次号の特集である『力』の中で、家族力のセクションでの座談会取材である。
この企画大成功だったな、昭和40年男にとってはきっと参考になると思うよ。

女性が話しやすいようにと、女性ライターの葉月さんに司会進行をお願いした。
俺はちょっと引いた場所に陣取り、取材の流れを追っていた。
初対面とは思えない盛り上がりを見せ、本音トークがどんどん出てくる。
やがて居ても立ってもいられなくなり、席を立った俺だったのだ。
なんかさ、自分が言われているみたいな気分になるんですよ。
 「褒めてあげないとすねる」
とか
 「ずーっと小学3年生」
とかさ。ふん。
もっともそれだけではなく、女性だけにまかせたほうが
もっともっと本音が出るだろうという考えもあったのだ。
すごくいい雰囲気で盛り上がっていたよ。
途中からは離脱して議論を聞いていないから楽しみなんですよ、原稿があがってくるのが。

無事取材は終了し、ご協力いただいたお礼に
食事に行きましょうと言うと4名のうち3名が参加してくれた。
1人は残念ながら急遽仕事が入ってしまったとのことで、
代わりに旦那さんと娘さんが参加してくれた。
『昭和40年男』はこうしたコミュニケーションを大切にしている。
取材の上での出会いを、そのまま終わらせることなくふくらませていくのだ。
そうしてつくりあげた仲間がまた仲間を呼んでいき、取材協力者の輪が広がり、
提唱しているみんなでつくっていく世界観につながっていく。
それともっと基本的なことで、俺のかたよった視点を是正していきたいから。
1人出会えば、そこには必ず俺と違った人生があるわけだからね。

そんなこんなで芝大門が誇る老舗そば屋である『更科』へと出かけた。
いやあ、皆さんよく呑むこと。
楽しい会話であっという間に時間は過ぎていき、カラオケにまでくり出すことになった。
懐かしの歌が次々飛び出す。
入店前に「2時間だけの延長無し」とのルールを決めていなかったら、
朝までいったかも知れない元気な3人の妻たちでした。
期待の持てる4ページですぞ。

追伸
締め切り直前にもかかわらず、本日も浅草秘密基地は元気に開催します。
そろそろ夏休みボケも解消されたんじゃないの?
待ってますよ。

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