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鈍行列車の旅。〜最終日〜

2010 年 8 月 20 日 プロデューサー コメント

いやあ、前日の雷はホントにすごかったよ。あれほどクッキリハッキリとした光のスジを、
何十本も見続けたのは生まれて初めてだよ。カメラマンの武田は雨男だからな、仕方ないか。

 

それでは旅の最終日(昨日)の報告といきましょう。
3日間でもっともゆっくりの始発列車で、6時30分のスタートとなった。
チケットをなくしたので、泣く泣く自腹での購入だ。
川内(せんだい)まで、途中下車なしで向かい、乗り換えた列車が今回の一番のお気に入りになった。
2両編成の生活ラインであるが、オレンジ鉄道と名乗っているのがなんだか笑える。
のんびり行くまさにローカル線で、景色がすばらしい。
もしも金曜日に予定を入れていなかったら、この線だけに1日かけて取材したことだろう。

 

さらに乗り継いで鹿児島中央駅で武田と別れた。
ここからが最終アクセスとなるので、レンタカーで先回りしながら狙うという作戦に出たのだ。
最後は指宿枕崎線という、やはり2両編成の列車である。
これ、足回りがそうとうヤレていて、これまででもっとも大きな揺れとのつき合いになった。
さらに最後のシーンを盛り上げようと、たくさんつぶやくために
携帯への打ち込みを続けていたため、すっかり酔ってしまったよ。

 

一度の途中下車を挟み、まずは最南端の駅である西大山に到着した。
はじっこってロマンがあるなあ。
前回のチャリ企画もなぜ宗谷岬かって、最北端だからだもの。
この2号で北と南を制したことになるのだ。
(最近鉄道が走り始めた沖縄を除く。それ以前までは日本最南端だった)
45年生きてきての快挙に興奮を抑えられない俺だった。

 

そして14時36分、とうとうこの旅の最終地点に到着した。
ゴールがあるということが、感動へと誘ってくれるものなのだなと
あらためて気付かされたのだった。
ツイッターでつぶやき続けた3日間の旅だったが、
最後の最後にゴールを「柏崎」と書いてしまい、バカバカぶりを露呈してしまったよ。
ここでは駆け足で紹介してきたけれど、
次号では6ページを使ってたっぷりとお届けする予定なんで、乞うご期待。

 


撮影・武田大祐

 

★おまけ★
昨日と一昨日にひねり出した歌の一部です。
 一. 最終日 わくわく気分に さびしさが 混じる旅人 熊本の朝
 一. チケットが 門司のどこかで 一人きり さびしいことよ 主との距離
 一. さまざまな 日本の表情 この胸に 刻み込めたは 鈍行がゆえ

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