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『東京モーターショー』プレスデイでのあっぱれホンダ。

2013 年 11 月 21 日 プロデューサー コメント

CIMG1884今週末に開催される『東京モーターショー』のプレスデイに出かけてきたことは、昨日報告したとおり。本来なら、昨夜のニュースはチェックしたかったところだが、残念ながらそんな時間に帰れず。今朝もテレビを見る時間が惜しくて、飯をかっ込んで家を出たから新聞とネットニュースが報じているのをいくつか見られた程度だ。

 

 

自分たちが記事にするのは、プレスデイで発表されたことや取材したことに、〆切までに許された時間を使って追加情報を得ながら、編集して記事にする。 いつもそんなだから、その日のうちに報道のカタチに仕上げるテレビニュースはフレッシュジュースのような新鮮さを感じるのだ。かつ、どこにパワーポイントを持ってくるのかが非常におもしろい。当然ながら…、と書くと自分ががんばっている業界だから悲しいが、二輪の報道は極端に少ない。市場規模がそのまま出てしまうのはマスメディアの宿命だから仕方ないのだが。

005_MOTIV_01たくさんのニュースにふれたわけじゃないが、ヤマハの四輪参入が騒ぎになっているのが目立った。我が家の新聞でも別枠をとっていたし、日経もこのとおりの誌面展開となった。国内のバイク4メーカーはそのまま世界シェアを上から4つを取る大メーカーだ。しかも合わせると、世界市場の50%近いシェアをとっている。そのなかでヤマハは、完全なる二輪専門メーカーとのイメージが強い。マリン事業では世界トップシェアを誇るもののそのイメージは弱く、他のメーカーに比べてバイク依存度が高いからだろう。

「カワサキとヤマハは四輪を作っていないから好き」なんて、偏った見方をするユーザーもいるほどなのは、バイクがいかにマイナーなのかの裏返し的な感情が入っているのかもしれない。

 

 

そんなヤマハが、報道通りの2020年事業化に向かって、どのような走り方をするのだろうか。そして、どんなバランスのメーカーになっていくのか。今は期待と不安が入り混じっている。一方でトヨタが極めて二輪的な乗り方のコミューターを発表しているのだからおもしろいが、こういったファンモデルはあまり大きな報道にはならないものである。

ひとつ、スゴくうれしかった発表があった。ホンダがプレス向けブリーフィングで、国内の二輪の利用環境についてふれた。『東京モーターショー』は言うまでもなく国際ショーで、海外メディアが多くいる。その中でこの発言はさぞ重かったことだろうと、心中お察しする。伊東社長のブリーフイングに続いて登場した峯川専務によって「世界で最も多く販売している二輪車は125ccクラス。四輪との混合交通に無理なく追従できる性能と、スケールメリットによる低価格が魅力だ」と、ぶちあげた。
「125ccクラスが属する日本の原付二輪免許の取得が容易になると、お客様の利便性向上と市場の活性化につながると考えている。交通安全やマナーアップに取り組みつつ、二輪車の利用環境改善のため行政機関と一体になって取り組んでいきたい」と、国内二輪車市場の活性化に向けて、125ccのバイクの運転に必要な運転免許取得を容易化する活動に取り組むと高らかに宣言したのだ。取り上げたメディアもいくつかあったし、この勇気は高く評価したい。

 

 

ホンダは容易な取得としているが、僕にとっては125ccまで原付免許で乗れるようになること(世界のスタンダードになりつつある)こそが夢描いている世界だ。気軽にいつでも乗れるパーソナルコミューターは、生活や企業を豊かにする可能性を多く秘めている。40年以上前の法整備をそのまま継続している原付の現状は、今やチャリンコよりも遅い乗り物に落とされてしまった。時速30キロで国道を走るのは苦痛を感じる場面の方が多く、2段階右折なんてかったるいルールもある。なんてバカバカしいのだろう。そこで前述のとおり、原付免許や自動車免許で125ccまで乗れる免許制度に変われば(くどいが世界スタンダード)、楽しむためのバイクとして選択できる。これによってどんなに生活が豊かになるか。渋滞の緩和にだって一役買ってくれるかもしれない。また、ビジネスユースではいいこと尽くめだろう。速い、安い、安心の三拍子揃ったコミューターなのだから。

ホンダの峯川専務がぶちあげたような、世界へ向けての発言にはほど遠いかもしれないが、僕ももっともっとデッカい声を発していく所存だ。

 

 

 

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