鈍行列車の旅。〜初日編〜

連続で綴っている想い出話を中断して
ちょうど今、取材をしている企画『鈍行列車の旅』の裏側をお届けしたい。

「前回のチャリンコ企画が評判いいですよ」
怪しく忍び寄る副編小笠原だ。
「やっぱりああいう等身大のトライはいいですね」
返事はあえてしなかった。
また乗るのはいやだからね。
あの旅は本当に辛かったが、誌面としては変化が付いたなという編集長の俺がいる。
「次、なんかやんないんすかー?」
前回俺のチャリ旅につき合ってくれたカメラマン武田も言う。
小笠原とまったく同ベクトルだ。
「鈍行列車で最南端とかはどうですか? 駅弁食いまくりながらとか」

というわけで、鈍行列車でいく最南端&終着駅の旅があっさりと決まったのだ。
目指すのは九州は鹿児島枕崎で、最南端は途中の駅になる。
前回のチャリンコ企画と比べてしまうと、チャレンジ感は薄い。
むしろ贅沢な旅企画と行っていいかもしれない。
なんて話を出発前日の浅草秘密基地の会場であるフィガロのマスターに言ったら
「うわーっ、それきついなあ」って言ってもらえて、ちょっと喜んでいたりする変な俺だ。

かくして浅草秘密基地の翌日、つまり昨日の朝4時に
芝大門のオフィスをおなじみ武田と出発した。
始まりは品川からの始発電車で、4時35分発の熱海行きだ。
まだ眠ったまんまの街を滑り出して行く始発電車が気持ちいい。
毎度のごとくバタバタながら自分にとって初めての電車旅企画が始まったのだ。
今回はツイッターでつぶやきまくれという命題もある。
しかも人生初の五七五調でという。
つたない詩ですが、笑ってやってください。

旅の始まりこそ空いていたが、東海道線はずいぶんと混んでいた。
とてもじゃないが駅弁を買っても広げられないような状況もあったくらいだ。
ひたすら移動して大垣駅で途中下車して、ならばいいカットを撮ろうと大垣城へと向かった。
が、おーまいがっ!
工事中じゃねーか。
ものすごく気温が高い中を汗びっしょりになっていったのに。

気を取り直して旅を続け、順調に進んでいった。
よしっ、姫路で途中下車してさっきのリベンジだと勇んでいったのは、
白鷺城と呼ばれるほど美しい姫路城へと向かった。
ふん、大垣城なんざ目じゃないぜとばかりふんふん向かったものの、再び、おーまいがっ!
なんとここも工事中であった。
足場が組まれネットが張られた白鷺城と、巨大クレーン2台がおりなす風景の美しいこと…
って、んなわけねーじゃん。
またも汗にまみれた2人はおおいに落ち込むことになったのである。
と、そんな中で撮った武田の会心(?1)のショットに乞うご期待ですヨーン。

旅の1日目は18時39分に岡山着で終了した。
約15時間の電車旅は、前回のチャリのような過酷なものをにはならないが、
また違った味わいのあるページを目指していくぞ。
2日目は九州熊本を目指して行くぜ!!

★おまけ★
昨日ひねり出した詩の一部です。難しいっす。

朝は皆 職場目指して まっしぐら 静岡駅が 人を飲み込む
山々に 囲まれ走る 山陽線 光は淡く ゆらりゆらゆら

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6件のコメント

  1. なんと、今度は最南端?

    北海道は寒さとの闘いだったけど、今度は暑さとの闘いでしょうか・・・

    熱中症にはくれぐれも気をつけて。

    いい旅、いい取材ができますように・・・

    • 応援ありがとうございました。かなり返事が遅れましたが、無事にたどり着きましたよ。
      先日は『宴』に参加してくれてありがとうございました。ぜひ感想なども聞かせてくださいね。

    • 九州はいいところですね。ただいま鹿児島から最終アクセス中です。

  2. お~各停で枕崎ですか♪
    自分もそれはチャレンジした事が無いですねぇ~。
    この旅もお尻が痛くなるとは思いますが頑張って下さい♪
    雑誌を楽しみにしていますm(__)m

    • それがねえ、お尻は痛くないんですよ。いいページになるように頑張ります。

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