【タメ年たちの大活躍!】樋口真嗣が『ASIAGRAPH2013』匠賞を受賞。

樋口は本誌『昭和40年男』vol.6の連載企画、タメ年インタビューにも登場してくれた。
樋口は本誌『昭和40年男』vol.6の連載企画、タメ年インタビューにも登場してくれた。

昭和40年生まれの特技監督・樋口真嗣『ASIAGRAPH2013』匠賞を受賞した。

樋口は1984年に『ゴジラ』で怪獣造形に携わり映画界デビューし、95年に特技監督を務めた『ガメラ 大怪獣空中決戦』で日本アカデミー賞特別特殊技術賞を受賞する。2005年には実写『ローレライ』を監督、06年に『日本沈没』、07年に『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』、08年に『隠し砦の三悪人』などを手がけ、実写や特撮、アニメーション、CGなどすべてこなす監督として活躍を続けている。近作では犬童一心監督と共同監督した『のぼうの城』で日本アカデミー賞優秀監督賞を授賞。大迫力の映像を生み出し観る者を圧倒し続けている。

『ASIAGRAPH』とは、アジア独自の多様な文化と科学技術が生み出すアジア独特のデジタルコンテンツを更に発展させることを目的に設立され、世界の第一線で活躍するアジアの研究者とクリエイターが集い、先端技術の発表や作品の展示を行っている。そのなかで、デジタルコンテンツやデジタルアート、クリエイティブの分野で高い実績を残した人に贈られる“匠賞”に、樋口の名が挙げられた。樋口は昨年、大型展覧会『特撮博物館』の館長として美術展の企画に携わり、本年もテレビ番組『特撮国宝-TOKUHO』の企画、監修を行なうなど特技界や映画界に貢献。その実績が評価されこの度の受賞へとつながったようだ。

10月24日に東京江東区の『みらいCANホール』で授賞記念シンポジウムが開催される。そのなかで、樋口は、アーティスト・清川あさみと「技術とアートの融合が生み出す新しい表現」と題し対談を行なう。興味のある人は足を運んでみてはいかがだろう。

■ASIAGRAPH2013匠賞・創賞 授賞記念シンポジウム

日 時:10月24日(木)14:45 開場 15:00 開演 16:30 終了

場 所:みらいCANホール

出演者:樋口真嗣/清川あさみ/河口洋一郎(東京大学 大学院 情報学環教授)

W e b:http://www.dcexpo.jp/3164

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