7月20日。


本日のこの並びを見るとワクワクしませんか?
小学生の頃の気持ちに戻りませんか?
そうです、今日から夏休みだー!!


社会はなぜこんなすばらしいものを用意してくれたのだろうと思うほど、
7月20日はすべてに感謝して、これ以上ない高揚感を胸に下校の道を歩いたものだ。
これから始まる黄金の毎日へとつながっているかと思うと、学期末の大荷物も気にならない程だった。
そして毎年のように誓った。
宿題を7月中に終わらせて、8月は全部遊ぶと。
小学生時代においては、7月20日の午後がもっとも自宅の机に長時間へばりついた日だと思う。
夕食まで遊びに行きたい誘惑と闘いながら、ドリルをひたすらやっつける。
飯を食った後もガンガン進める。
そして翌日からしばらくの間、このドリルが開かれることはなく、地獄の8月31日を迎えるのだった。
7月20日と8月31日は俺の中にガッチリと刻まれたもので、昭和40年男たちならきっと同様であろう。
まさに天国と地獄を味わうのだ。


8月31日を、宿題の追い込みに使わないという人種にあったことがない。
それは自分自身が知らず知らずのうちにそうしたコミュニティをつくりあげてしまっているのか、
それとも人類はみな8月31日に地獄を見るのか?
永遠の謎である(!?)。


仕事でも同じようなことが起きているのだから情けない。
社会というのは残酷で非情で冷徹で…etc
年に何回も8月31日をつくりやがる。
俺の仕事の場合、言うまでもなく〆切日というヤツである。
今回の本づくりにおいていえば、現在8月12日といった感覚であろうか。
比較的進行はいいものの、全体の仕事を100とした場合、現段階では20もいっていない。
徐々にスピードを上げていくのである。


もしも〆切日がなかったら。
ちっとも仕事をしないぐうたら野郎になることは間違いなく、それじゃあ人生を渡れるはずもない。
〆切に踏ん張れる基礎をつくったのは、8月31日を地獄で過ごした小学生時代に感謝である。
と、妙なことを考えながら、この日付を見ただけで反射的にワクワクしている自分をあざ笑っているのさ。


カテゴリー: 編集長のつぶやき
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    BLACK BROS
    2010 年 7 月 21 日 09:07 | #1

    「夏休み」って言葉の響きからそもそもいいよね。
    社会人となった今、その期間は大幅に短縮され「盆休み」というカタチで
    残ってはいるけど。

    そしてその夏休みに付き物の宿題。
    編集長殿のように計画的な男ではなかったオイラには苦い思い出ばかりだ。
    その苦い思い出の究極が六年生の時。

    小学生最後の夏休みとあって気合が入っていたオイラは宿題を一切やらなかった。
    本当ならここで「頭の片隅にはやらないといけないという気持ちはあった・・・」なんて
    釈明の一言なりあるのだが、悲しいかなそのカケラもなかった。
    鬼のように何かに復習するかの如く遊び続け8月という月は瞬く間に過ぎた。

    向かえた始業式の日。
    その時の担任がまた粋でいなせな女教師だった。
    日記やドリルに名前さえ書いていないオイラを責める事なく、
    「そんなにまっ黒になるまでよく遊びましたね!」と白い歯を見せてくれた。
    だけど世の中そんなに甘くはない。
    当時40人近くいたクラスの中でオイラだけがVIP待遇なわけなかった。
    早速、その日の放課後から先生と二人だけの個人授業が始まり、
    「そういう事では中学生になれませんよ!」と非現実的な言葉を頂きながら
    アリとキリギリスを身をもって知る待遇が与えられた。

    昆虫の気持ちなんか知りたくもなかったオイラは、
    現実逃避から何度も放課後の居残りを無視して家に帰ったが、
    待ち伏せた先生にしっかりと捕獲され教室へと連れ戻された。

    何度捕まっても同じ事を繰り返していたので
    夏休みの宿題が終わる頃は季節が変り、冬休みを迎える時期になっていた。

    面白かったのが絵日記。
    ネタがなかったので、プロレスを見ていた親父の横で黒の水生ペンを使いアントニオ猪木を書いた。
    「絵」って普通は風景なんかをじっくり見ながら描くのに、
    デッサン力もないガキが動いている人間をペンで描く、この時点ですでにオチは見えていた。

    藤波~坂口~猪木が一体となった人物画に絵の具を塗って学校に持って行くと、
    先生はそれを”木星”と表して黒板の後ろに貼ってくれた。

    思えばあの当時からデッサン力ってほとんど変っていないと思う・・・。

  2. avatar
    編集長

    おもしろいコメントありがとうございます。当時の先生って強い存在でしたよね。

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