ローリング・ストーンズ50周年本と北斎のセット!?

ローリング・ストーンズ昨日は『今、浮世絵が面白い!』の第1巻、葛飾北斎の本を手にしたことを伝えた。実はこのとき、もう1冊同時購入したのがこれだっ!!

ストーンズの50周年にまつわる本はどれも決め手を欠いていて手が出なかったのだが、コイツはまるで僕のツボを知っているがごとく素晴らしいコンテンツが並んでいる。すでに北斎は購入を決定し、片手に持ちながら夢中で立ち読みを続けた。

『ヤングギター』のロゴが冠になっていることが示すとおり、僕にとってのスーパーアイドル、キース・リチャーズか表紙を飾り、本文でもメインでフィーチャーされている。もちろんロン・ウッドの記事も充実していて、ミック・テイラーとブライアン・ジョーンズまでキチンと取り上げている。ミック・ジャガーメインで綴られたものばかり持っている僕にとって、ギターリストメインで作られているのは新鮮に感じた。巻頭を飾った50周年ツアーの詳細レポートもいい。これらのセットリストがついているのも素晴らしく、また、ストーンズのいくつかの黄金時代のライブレポートとこれまたセットリストが掲載されている。ロッククレイジーにとってセットリストとは空想を広げながら頷いたり歓喜したり、何かと楽しめるコンテンツで1週間は楽しめる(笑)。これなら1800円もなんのその…、いや、実はこの価格には大いに迷ったが、すでに北斎で火が点いてしまった僕の物欲は止めることができなかったのだ。

この雑誌を購入するまで知らなかった(恥)のが、50周年ツアーにはビル・ワイマンがゲスト参加していること。さらに、な、な、な、なんとジェフ・ベックが飛び入りし、驚愕のミック・テイラーも弾いているというじゃないの。ここら辺の取り上げ方も、ギターリスト目線なのがさすが『ヤングギター』…、というよりもむしろ、かつての我がバイブル『ギターマガジン』のような仕上がりに感じた。

それにしてもこの2冊をセットでレジへと運んだのは我ながら笑えた。だがよくよく考えると、50年やってきたストーンズと北斎を同じように噛み締められるようになったのが、昭和40年男なのかもしれない。そう思えば痛快じゃないか。

キッス 地獄の軍団もうひとつ、この日購入にはいたらなかったが強いシンパシーを感じたのが『ダンチュウ』である。普段から愛してチェックしている雑誌で、ちょっと前のカレー特集は即購入した僕だ。今回なにがスゴイって、肉の特集で表紙のキャッチコピーが『Do You Love Meet?』なのだ、ハッハッハ。このコピーはロック好きの昭和40年男ならピンと来るはずだ。キッスの名曲で、俺たち昭和40年男にとっては衝撃的なデビューだったガールもカバーしていた『Do You Love Me?』から引っ張り込んできている、素晴らしいセンスじゃないの。これはやられた。きっと編集長はキッスファンで同世代だろうと勝手な想像に胸を膨らませながら、いつかお会いしたいなと夢を描いたのであった。えっ、キッスは意識してないって。そんなはずないでしょう!!

それにしても、書店は僕の最高のアミューズメントスペースでいつも興奮と感動をくれる。さて、今日も出かけるか!!

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1件のコメント

  1. ストーンズ50周年ですかぁ☆
    最近は気にもしてなっかたけど、ふいにFMから『Brown Sugar』のイントロなんか飛び込んでくると、やっぱりテンション上がるもんねぇ~♪
    映画『Let’s Spend The Night Together』のオープニング曲『Under My Thumb』での間奏、ステージ右サイドのカメラアングルからの映像、傾斜のかかったステージ上でキースがタバコくわえて大股開きでテレキャスをカッティングする姿!
    あれ観て10代の頃、「カッコええ~~~!俺もバンドやろう!」って決めましたわ☆

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