【タメ年たちの大活躍!】なぜオネェがモテるのか。藤井誠二の新刊が発売。

藤井誠二のブログ (20130711)昭和40年生まれのノンフィクションライター・藤井誠二の新刊『「オネェ」がメディアでモテる理由』(春秋社)が7月23日に発売される。

藤井は愛知県に生まれ、高校在学中からさまざまな社会運動に関わり、高校卒業後、フリーライターとなり、愛知県の管理教育を告発した『オイこら! 学校』でデビューする。著書に『17歳の殺人者』『暴力の学校 倒錯の街』(ともに朝日文庫)、『殺された側の論理』『大学生からの「取材学」』(ともに講談社)などがある。近著に『権力にダマされないための事件ニュースの見方』(河出書房新社)、『殺された側の倫理 犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」』(講談社プラスアルファ文庫)などがある。

その藤井が執筆した同書は、藤井が司会を務めるニコニコ動画の人気番組『ニコ生ノンフィクション論』から派生したもので、全5章立てで展開される。第1章『オネェがメディアにモテる理由』では、中村うさぎ、伏見憲明アロム奈美江と語り、第2章『ねぇ、どうしてわたし、女の子じゃないの?』では、上川あや針間克己と、その他、北原みのりと中沢明子と『an・an』のセックス特集で女性は果たしてきれいになれたのかなど、総勢12人と対談形式でニッポンの“性”を奔放に語ったものをまとめている。

そういえば…テレビでマツコ・デラックスがあれだけ暴言を吐いても許されないのってどうしてなのだろう。そんな “?” を、日本の性の問題を語らうことであぶりだし、隠された社会の偏見や時代のゆがみを藤井独自の視点で展開していく。興味のあるひと手にとってみてはいかがだろう。発売は7月23日。

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