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タメ年落語家、立川談笑さんと再び。

2013 年 6 月 14 日 プロデューサー コメント

立川談笑

 

創刊号から続けてきた、現在は『荒海に生きるタメ年男』とのタイトルになっているタメ年男のインタビュー記事は、以前は『タメ年のスゴイやつ』としていた。その頃に登場願ったことがあるタメ年落語家、立川談笑さんと再び仕事をさせてもらうことになった。この記事を掲載したのは一昨年の5月発売のvol.7で、インタビュー現場で感心させられたのは、質問に対して鋭い回答をものすごく滑らかに、かつテンポよく返し続けたことだった。頭がいいってのはこういうことなんだろうなと、惚れ惚れしたことが思い出される。

談笑さんとの仕事の舞台となるのは、NHK-FMで放送される日曜昼の『トーキング ウィズ 松尾堂』なる番組だ。松尾貴史さんが店主を務める渋谷の老舗書店『松尾堂』を舞台にして、そこに訪れた2人の客とトークを展開するという設定だ。7月7日の放送でテーマはズバリ『昭和40年男』で、僕と談笑さんがゲストに選ばれた。ありがたい話だが不安もある。相手は話のプロで、こっちは完全なる素人。相手は頭脳明晰であるが、こっちはただの野人。相手は…えーい、もうええわいっ。

1時間45分の番組をそれぞれピンのコーナーと、クロストークのコーナーで構成するらしい。それだけの長時間ゆえか、台本作りのために局の方が放送作家の方を連れて来社くださった。アレコレとプロフィールを聞かれるのは照れながらも、自分を再確認しながら人に伝えるのは悪くない。自分に影響を与えた現象を時系列で追いかけた。仮面ライダーが最初の憧れであり、次はドリフターズのメンバーになることを夢見た。そのままお笑い芸人を目指すようになり、同時に野球選手でもいいやと大それたことを考えていた。そしてやがてプロミュージシャンを目指し始めて、これが現実味を帯びながら努力した夢になったが、今現在ここにいたっている。うーむ、人生ってやつはおもしろいものだなんて考えながらしゃべっているのを、放送作家の方がしっかりと受け止めてくれるのは快感でもあった。さてさて、どんな番組になることやら。

それにしても、談笑さんに加えて店主役の松尾貴史さんも超インテリである。なんだかアウェーで戦う気分がしなくもないが、こうなったら目一杯楽しみたい。修羅場とまではいわないが、高い舞台は踏んだ数だけ大きくなれる。それに、談笑さんとは昭和40年男同士という強い共感がある。前回のインタビューで、混迷の時代を生き抜くのは「根性」だと口になさった方だ。さらに「梶原作品で我々は育ってますからね。へこたれませんよ」との名ゼリフを残していて、考え方に共通点が多い。さらに談笑さんは江東区で僕は荒川区という、同じ時代の東京下町で育った共通点もある。ここら辺がトークににじみ出るとおもしろいだろうななんて、素人なりに考えていたりするのだ。

 

 

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