俺たちの使命。

2010 年 5 月 29 日 プロデューサー コメント

いやあ、鳩山さん、困りましたなあ。
5月中と言ったからこのタイミングでやっつけたのですか?
大マスコミによる県民感情の取り上げ方にもかなり偏りがあるようで、
本来なら取材にすっ飛んでいきたい。
『昭和40年男』では、ある題材に鋭く切り込んでいくジャーナルページも作るべきだと思っている。
とくに今回の問題は紙媒体のよさがもっとも出る問題だもの。

 

正直な話、まだ走り出したばかりの雑誌に予算は少なく
やりたいことをすべて実現できない悔しさもある。
でも、それは産みの苦しみであって決してネガティブな気持ちではない。
新しいことを少しずつ開拓していくワクワクする感じも味わっているし、
事実、いろんなトライも少しずつだができている。

 

今回の夏特集で、戦争体験者の取材ができた。
東京空襲と広島の原爆、2人の被災者である。
雑誌として、また著者たちのイデオロギーは加えず、
聞いたことを次世代以降に語り継がれるような記録ページにしようというもので、
連載も視野に入れている。
なんて、自分としてはとてもやりがいのあるページを入れることができたのだ。
雑誌がたくさん売れて、広告もドバドバ入って、
予算が少しずつ増えて新しい企画にどんどんチャレンジできる。
いいスパイラルができてくればとがんばっている今の段階は
ホント負け惜しみでなく楽しい日々だ。

 

そして冒頭に戻るよ。
自民党の安部さんの時代あたりから、我が国の政治機能は低下の一途である。
民主党だけが悪いわけでない。
国民感情対策に政府が踊らされていて、
まともに仕事ができなくなっているというかわいそうな面もある。
あおり立てるようにワイドショー化された報道番組も、
ある意味政治機能低下の一役を買っているように思えてならない。

 

今、最重要課題として取り組まなければならないのは、外交でしょう。
これほど緊張感がある世界情勢のまっただ中で、
外交能力が著しく低下しているというか、
仕事ができていない状態なのはかなりヤバい。
北朝鮮はお隣ですよ。
そこに鳩山さんがベクトルの外れた発言を覆いかぶせていく。
まずいよね。

 

国内のことでいったら、少子高齢化の中での将来を見据えた
教育水準の向上でしょう、今すぐやらないといかんのは。
俺たちの時代のように、どこまでも日本が登っていく時代だったら、
教育なんざ少々軽視していてもどうにかなった。
事実、どうにかなっていたけど、これからはそうはいかないものね。
俺たちだってもっともっと働かないといかんようになってきたし。

 

少々わがままなお願いといえば、景気対策もしっかりやってほしいですな。
という3点が、機能低下している政府のおかげで、どうも逆行してしまっている。
その現場をキチンと『昭和40年男』たちに伝えて、
本質を見い出してもらって社会に役立ちたい。
ぬぁんてことを思っている今日この頃っす。

 

くどいようだがまだまだ予算のない俺たちなんで
今はみんなの声が助けてくれるとも思っている。
沖縄の皆さん、リアルな声をぜひ編集部に届けてください。
全国の皆さん、一緒にジャーナルしましょう!!

  1. avatar
    Coo
    2010年 5月 29日 14:21 | #1

    ダーティペアでしたっけ? 同じ話を相対する立場でそれぞれ書くと、それぞれ正義のために闘ってるようになってたのは。人の目を逸らせるという意味では良い仕事してるのかもしれません。ろくに審議もしないで強行採決で法律通し続けてますもんね。彼のおかげで、グルーピーとかスクレーピーなんて単語を思い出しました。

    終戦間際~終戦後の新聞を見てみたことがありました。「紫外線が強いだけで威力はなく、物陰に隠れていれば問題ない」という新聞もあれば、同じ日にそれを「非人道的な原子爆弾」と書いていたものもありました。後から見ればどちらが正しい内容かも分かるし、報道管制下では前者が従った方、後者は記載は正しいが別の意図があったかもなんて思ったりもしますが、オンタイムだと何が本当か見極めるのが難しいですね。沖縄に基地が集中してるというけれど、その基地のカウントに横須賀、厚木、岩国みたいな共用基地を入れないことでかさ上げしてたり、唯一の地上戦の悲劇みたいな言い方をするとき、広島長崎の原爆や東京大空襲のような爆撃は無視してたり、恣意的なのが多すぎます。「もう知らん、お前とは別れる」と言わないとふんで人を振り回す性悪女みたいなのが目立ち、地道にやってる人は声高に言うこともないしそっとしておいて欲しいってのがバランス取るのを難しくしていますね。

    資産のある層は将来不安で使わない、若い子は勉強しようが何をしようが将来に繋がるとは思えないと言い、そして自分も歳を取るのを忘れて年寄りを優遇しすぎだと年寄り(と何十年後かの自分)の将来を不安にすると、無限ループに入ってるように思います。上杉鷹山ではありませんが、まずは自力で、無理ならご近所で協力して、それでもだめなときだけ国が手を貸すといったところで、「政府がなんとかせーや」はナシではないかと思ったりします。

  2. ありがとうございます。ホント“政府がなんとかせーや”はだらしなく思います。コメントしていただいた通り、まずは自分たちのコミニティを自らが必死になって前進させること。その連鎖がいい地域をつくり、いい国づくりにつながり、そこにすばらしい政治家たちが立ち上がり仕事にあたる。そんな理想を実現するのが困難なこととは思えないのですよ。がんばりましょう、俺たち世代。

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    プロデューサー
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    風親父
    2010年 5月 29日 15:25 | #2

    全く、ここ数代の総理大臣ときたらボンボンばかりで、やはり変革期・動乱期にはガッツのあるハングリー精神溢れる総理大臣がグイグイ引っ張っていく必要があるのかもしれません。
    「日本丸」沈没へのカウントダウンが始まっているような気がします。
    そうそう、先日「昭和40年男」配達されまして、じっくりと読ませてもらいました。
    今までの雑誌と違いピンポイントに一世代をねらった雑誌と言うことで、5年違いの「昭和35年男」としてははまってしまいました。
    以前「ALWAYS 3丁目の夕日」という映画、現実には昭和25~27年生まれの方々の映画でしたが、ノスタルジーにどっぷりとつかったように、時間を忘れて何度も読み返しました。
    勢いで定期購読してしまいました、5年違いですが「読者宣言」します。
    近頃「風まかせ」「タンデムスタイル」「スクーターデイズ」と貴社の雑誌を中心に読んでいる風親父でした。
    次回「ラブジ」での再会を楽しみにしています。

  4. 読者宣言ですか、なんか初めて聞いた言葉で、スゲーうれしいです。ありがとうございます。「日本丸」の沈没は、若者たちも感じ取っているようで、でもなにをしたらいいのか迷走しているようです。だから俺たちががんばらなくちゃ。日本の中間管理職ですよ、俺たち世代が。

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    プロデューサー