ホーム > プロデューサーのつぶやき > 鎌田学、お別れの会。

鎌田学、お別れの会。

2010 年 5 月 14 日 プロデューサー コメント

昨日は、プロレーサー鎌田学さんのお別れの会が行なわれ、有明に出かけてきた。
彼の死については、以前にこのコーナーでもふれた。
3月12日にテスト中に単独転倒してしまい、
心肺機能停止状態で病院に運ばれ蘇生した。
だが、意識は戻らず俺は呑みにいく約束をしていた前日、
ご家族の迷惑をかえりみず集中治療室にいる彼をおこしに行った。
「ガクちゃん、呑むぞ」と。

 

とうとう一度も目を覚ますことなく4月8日に逝ってしまい、
家族だけで葬儀を行なったそうだ。
家族に近い人たちで実行委員会を組織し、
このお別れの会が催されることとなった。
明るかったガクちゃんだから、みんなで楽しく見送ろうと。

 

でもね、そんなん無理だよ。
ヤツのトレードマークだった最高の笑顔で収まった遺影がどうにも悲しい。
形見の数々が展示され、センターのモニターでは
8耐優勝など華やかな映像が繰り返されていた。
誰かが「大がかりなドッキリみたい」だと言った。
本当にそうだよ、やっぱりまだ信じられない。

 

奥さんのお腹には、9月に生まれてくる新しい命が宿っている。
心身共にズタズタだろう彼女はそれでも気丈に振る舞い、
会の最後にはしっかりとした口調で挨拶を述べた。
「過去を振り返るのが嫌いな人でしたが、どうかみなさん、たまにでいいですから想い出してあげてください」

 

つき合い自体はそう長くないものの、そうとう深いところで語り合える仲だった。
昭和40年生まれではないのに、読者ミーティングの第1回に駆けつけてくれ、
“銀河鉄道999”を照れくさそうに歌っていたっけ。
ホントにいいヤツだったんだ。
偉ぶるところが全くなくて、素直で明るくて。

 

ガクちゃん、俺まだサヨナラできないよ。

  1. avatar
    匿名
    2010年 5月 15日 00:11 | #1

    人の死・・・・・・・、        今、この年になっていろいろと考えてしまいますね。
    わたしも、変わらぬ年齢なので・・・・・・・
    ただ、生きている人間には、朝の来ない夜はありません。
    一期一会
    大切に生きてい行きましょう。
    人の悲しみを知っている人の方が、人として・・・・
    すみません、コメントがまとまっていません。

  2. ありがとうございます。丁寧に考えて綴っていただいたのですね。一期一会はすばらしい言葉です。悲しみを知れば知るほど大切にする言葉…、というか心かもしれないですね。

    avatar
    プロデューサー