『昭和40年男』編集長的10大ニュース ー第9・10位。

今年も暮れていく。平成24年は皆さんにとってどんな年だったでしょうか? よかった人はもっといい年に、残念ながら悪かった人は来年こそは!! みんなに同じ新しい年が来る。気持ちを新たにがんばりましょう。

…と、その前に年末恒例(!?)の、『昭和40年男』の1年を振り返って、編集長的ワガママ10大ニュースをお送りしよう。今年は盛りだくさんだから、足かけ2年になるだろうな。ひとまず、今宵は巻きを入れるために一挙2発いかせていただきます。まずは第10位。ドゥルドゥルドゥル~、じゃん。
『浅草秘密基地は今年も毎週盛況。さらに大阪ミナミ秘密基地がスタートして東西冷戦状態に!?』

創刊翌年の2010年4月より、毎週月曜日にバカバカしく継続してきた『浅草秘密基地』は今年も無事に1年を突っ走った。全然集まらずしょぼい夜もたくさんあったものの、いつもやってることが少しずつ浸透した手応えを感じた年でもある。フラッと寄ったという方が増えてきているのだ。

この宴では、参加いただいた皆さんに特集や企画についての意見を求めることが多い。というのも、小中学校時代に夢中になったことは、育った環境によってけっこうな誤差があることを痛感している。下町育ちの貧乏人の僕と山の手のお坊ちゃんでは、趣味思考にこれほどかというほど感覚差がある。それを埋めようと集めている舞台が、浅草下町なのはどうなのよってな突っ込みはこの際無視して、いろんな意見を頂戴している貴重な夜だ。『昭和40年男』のテーマである『明日への元気と夢を満載!』との会話になることもこのミーティングの重要なテーマで、夜な夜な大笑いがほとんどを占めるのである。

対して大阪ミナミにあるカフェバー『クロスビート本町』が立ち上がってくれ、今年小さいながらスタートできたのが『大阪ミナミ秘密基地』である。お互いが楽しく過ごそうとの力にみなぎった宴となり、2月9日(土)に第2回を開催することに決定した。というわけで、東西の『秘密基地』体制となったことはめでたいから第10位なのだ。コイツがシリーズ展開になり、また他の地域でも主催する方が現れてくれることを期待している。来年は仙台、名古屋、福岡までをカバーすることにしよう。

続いては第9位。ドゥルドゥルドゥル~、じゃん。
『ウチしかできない(やらない)、愛しのチャリンコ特集

昭和40年男vol12 愛しのチャリンコ

ここまで偏った企画が成り立つのは、日本中に星の数ある(!?)雑誌でもウチだけだろう。一昨年にウォークマンを表紙に起用したときに感じた限界点を、さらに深い世界へと持っていった問題作だ。年忘れだから暴露すると、今年の特集のなかでもっとも不安だった企画だ。自転車プームは続いているが、そことはまったく背を向けた自転車特集は、ここまで極端でいいのだろうかと作りながら悩み続けた日々だった。なんせこのライトが夢に出てきたほどだから。だがその心配も杞憂に終り、今後の特集の作り方に1つの武器を手に入れたことになった。結果、大きな収穫ということで第9位にランキングした。ただ、ここまで割り切れるネタが、よくよく考えるとそうそうない(笑)。できれば年に1本くらいはこうした問題作で挑みたいのだが…。

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