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ジョン・レノンの歌が聴こえる。

2012 年 12 月 8 日 プロデューサー コメント

ジョン・レノン ジョンの魂今日はジョンの命日である。皆さんはあの日のことをどう記憶しているだろうか? 中3の冬で受験モードに入っていたころだ。僕は当時アンチビートルズだったため、今になってみると信じ難いがそれほどの衝撃を受けなかった。メディアの騒ぎにもそんな事件なのかといった印象を持ったほどの大バカ者だった。

ビートルズへのアレルギーはストーンズとの対比でつくられた、インテリっぽいイメージによるものが大きかった。これはまったくの誤解で、ビートルズだって立派な不良だった(笑)。むしろストーンズの方がましなくらいだそうだが、その音楽性やミックとキースの存在が黒いイメージを強烈に放っていたからだろう。バカな中学生にはそんなことがわからず、ホワイトなイメージとともに、親しみやすいメロディを否定していたのだった。さらに決定的だったのが、中学のときに崩壊しつつあった音楽の授業で、教師が得意げにラジカセを持ち出してビートルズをかけて立て直したのが気に入らなかった。「教材かよ!!」と、その日からビートルズの完全否定を始めたわけだ。この件を考えるたびにいつも思う。若さとは愚かなものだと。

そんなビートルズへのアレルギーを長く持ち続けていたが、僕自身の音楽への付き合いが真剣になればなるほど、そしてレベルが上がれば上がるほどビートルズの存在が大きくなっていった。とくにジョンは、辛口好みの僕には月日とともに大きな存在となっていった。あまり的確でない表現かも知れないが、ピリッと辛めでありながらしっとりと響くメロディがよい。『ジェラス・ガイ』とか『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー』なんかが大好きである。もっとも名曲であり名盤だと思うのが『マザー』であり、収録された『ジョンの魂』だ。これを初めて聴いたときに受けたショックは今もはっきりと覚えている。好みでいえば絶対的にジョンなのだが、もちろんポールはロックシーン最大の功労者だとわかっている。『ロング・アンド・ワインディング・ロード』は何度聞いてもうなってしまう。こんなスゴイ曲が世の中に存在することが奇跡だと思うほど、いつも感嘆させられる。

今宵はジョンで一杯呑ろうか。平和を訴え続けて撃たれた39年前の同じ日に、大東亜戦争が口火を切った。今日は平和についてじっくりと考える日でもある。

 

 

        

 

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