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ローリング・ストーンズ50周年

2012 年 11 月 14 日 プロデューサー コメント

ローリングストーンズ今年はストーンズが結成50周年になるとのこと。エアロもデビュー40周年と、なんとも元気な60代である。昭和40年男も負けないようにがんばりたいところだ。そして今日、記念CDがリリース

されていて、なかなか憎い選曲となっている。ほとんどのCDを持っているものの、コイツは一家に1枚かなと悩んでいるところだ。

以前、長々とぼくのストーンズ感を書き、僕にとってのベストアルバムは『レット・イット・ブリード』だと宣言した。今も変わらず大好きなアウルバムで『ラブ・イン・ベイン』と『ミッド・ナイト・ランブラー』という、マイベストソング2曲に『ギミー・シェルター』『カントリー・ホンク』『無情の世界』まで詰め込んだ、まるでベストアルバムのようである。このアルバムにもしも出会わなかったら、あらゆる意味で僕のセンスは変わっていたと思う。そんな出会いの連続が人生なのだが、それにしてもこのアルバムが持つ意味は大きい。もっと言えばストーンズと出会わなかったら、その後のブルースドップリの音楽人生を歩むことはなく、洗練された音楽を好んでいたかもしれない。そうしたらミュージシャンを目指すなんてことにならず、つまりは多分普通に大学に進んで、トレンドなんか追いかけながら女の子のケツを追い回していただろう。バイトで買ったクルマを乗り回して、西麻布辺りをウロウロしていたのではないだろうか。つまりストーンズは僕の人生を狂わせたのだ(爆笑)。

思い出すのは90年の2月に初来日したことだ。目撃した昭和40年男は多いことだろう。ポカリスェットが協賛になり、連日東京ドームを満員にした。僕は幸運なことに2回の公演のチケットが取れて出かけた。微妙にだがセットリストをイジってくれるサービス精神ぶりに喜んだものだ。だがそれは不幸を招いたことでもあった。

最初に行ったとき、ライブ途中でコンタクトがずれてしまった。鏡をのぞき込まないと直せないから、悔しいことにトイレに駆け込むことにした。向かう途中でチャーリーのバスドラムの4つ打ちが鳴り響き、大好きな『ペイント・イン・ブラック』のイントロが聞こえたのだった。ちょうど席に戻るとエンディングだったという悲劇を体験したのだ。だが、まあ次があると思っていたら、次の公演ではセットから外れたというオチは想像がついたことだろう。サービス精神が、僕にとっては仇となったということだ。

あれからすでに20年以上の年月が流れている。今日まで現役で歌っているとは想像していなかった。しかもミックはまったく衰えを知らない。僕よりも22歳も上…、ということはあの日東京ドームで見たミックは、今の僕とタメ年なのだ。ドヒャー。

25日に弾き語りのライブを開く(ぜひ来てください。本誌138ページorコチラの後半部分参照)。50周年記念にストーンズを1曲歌うことにした。60歳を過ぎてもあらゆる意味でミックのようでありたいと、あらためて思う。ともかく乾杯だ!!

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