【S40News!】「地球深部探査船 ちきゅう」がプラモデル化。

「地球深部探査船 ちきゅう」がプラモデル化


バンダイは理工系プラモデルシリーズ『Exploring Lab.』の第4弾『1/700 地球深部探査船 ちきゅう』を11月23日(金)に発売する。価格は5,985円。

「地球深部探査船 ちきゅう」がプラモデル化。『ちきゅう』は、独立行政法人海洋研究開発機構(以下 JAMSTEC)が、地球の内部構造の解明などを目的として開発・運航している科学掘削船だ。人類史上初となるマントルや巨大地震発生域への大深度掘削を可能にした世界初のライザー式科学掘削船で、統合国際深海掘削計画(IODP)の主力船として地球探査を行なっている。巨大地震発生のしくみ、地球規模の環境変動、地下生命圏、新しい海底資源の解明など、人類に関わる様々な成果を目指している最先端科学船というわけだ。2012年には、東北地方太平洋沖地震震源地の断層サンプルの回収や、世界記録となる海底下2,466mからのサンプル採取、新たな海洋資源として注目されるメタンハイドレートの試掘などで活躍した。現在も南海トラフの地震域の調査を行なっている。

「地球深部探査船 ちきゅう」がプラモデル化。今回、ちきゅうをモデル化したバンダイのExploring Lab.シリーズは、科学工学に焦点をあてたバンダイのプラモデルシリーズで、細かなディテール、ギミックを可能な限り再現し、リアリティの追求をコンセプトにしている。これまでに『1/10 ISS船外活動用宇宙服(6,300円)』、『1/48 有人潜水調査船しんかい6500(5,040円)』の新旧両タイプを発売しているが、今回のちきゅうはこれらに続くシリーズ第4段モデルとなる。


本製品は『ちきゅう』を1/700スケールでプラモデル化。JAMSTEC全面監修のもと、巨大なやぐらから、海底まで伸びる一連の掘削システムをはじめ、クレーンや甲板上のパイプなども精細なディテールで再現。素材には7色のパーツを使い分けることで、塗装なしでも基本的なカラーを再現できるので、組み立てるだけでも十分に楽しめる。

「地球深部探査船 ちきゅう」がプラモデル化。

探検っぽいイメージもある科学探索。川口浩氏にその魅力を教わった昭和40年男としては、興味深い探索船のモデル化といえる。正月休みの宿題はこれにキマリ!?

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