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【S40News!】大人の超合金『南極観測船 宗谷』発売。

2012 年 11 月 8 日 編集部員 コメント

バンダイは、発売以来35年の歴史を持つ『超合金』の技術を結集し、実在する造形物をリアルに再現した、大人向けのこだわりのホビーアイテム『大人の超合金』シリーズ第5弾『大人の超合金

南極観測船 宗谷(第一次南極観測隊仕様)』を2013年1月25日(金)に発売する。価格は4万9,350円。

 

「もはや戦後ではない」とのフレーズが『経済白書』を飾った昭和31年、焼け野原の戦後復興期から科学技術の時代に入った日本が、国際社会復帰の初舞台としてプライドを賭け挑戦したのが、世界各国で進められた「国際地球観測年」の南極観測事業であった。その国際的計画に参加が認められた日本で、白羽の矢が立ったのが耐氷構造を持つ旧日本海軍特務艦・宗谷だ。

 

戦後、灯台補給船になっていた宗谷には、政府予算の他、子供たちを中心に集められた寄付金1億4,500万円が投入され、戦艦大和の設計を手がけた牧野 茂の下、改装がほどこされた。改装に当たっては、船首の傾斜角変更や両舷にバルジを設けた他、砕氷の邪魔になる横揺れ防止の“ビルジキール”も外されたが、これによってケープタウン沖の暴風圏では、最高片舷62度の横揺れを起こしたが、巧みな操船もあってこれを見事に切り抜けている。

 

国民の期待を一身に背負って南極プリンス・ハラルド海岸を目指し、晴海ふ頭を出港した宗谷は、南極大陸到達を大成功へと導き、その後の第二次以降も、数々の難局を乗り越え、南極観測に多くの実績をもたらした。そして昭和37年、6回に及んだ南極観測船の役目を無事に終了した宗谷は、第一管区海上保安本部所属の巡視船となり、北海道でのパトロールに従事した後、昭和53年に解役。現在は、東京の「船の科学館」前の水域に係留展示され、戦後復興の象徴として激闘の歴史の語り部となっている。

 

今回商品化されるのは、昭和32年に日本の観測船として初めて南極大陸に接岸・上陸を果たした宗谷の第一次南極観測隊仕様。当時の設計図や写真・映像を基に検証を重ね、同船が南極に接岸した際の情景を1/250のスケールで徹底的に再現したという。人物や犬の他、ヘリコプターやセスナ、雪上車といった情景再現のための模型も多数付属。また航行の様子を再現する海面プレート・砕氷プレートの2種類の情景が付属する他、航行中に経験した62 度の船体の傾きも専用のディスプレイスタンドで再現できる。さらにディスプレイと船内はLEDが内蔵されているので、夜間航行の様子も再現可能だ。数々の苦難を乗り越えて南極観測を大成功させ、戦後日本における復興の象徴ともなった本船の情景をあらゆる角度から楽しめるのがうれしい。

 

「大人の超合金」シリーズは、これまでスペースシャトル・エンデバー小惑星探査機はやぶさ新幹線0系をモデル化してきたが、今回の宗谷はさらに高年齢層にアピールする商品。宗谷が活躍したのは昭和40年男が生まれる前の出来事でもある。とはいえ、見応えあるこのリアルな超合金なら手にする喜びも大きい。価格もそれなりだが、十分その価値がありそうな一品といえそうだ。

 

 

 

 

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