エアロスミスの新譜『MUSIC FROM ANOTHER DIMENSION!』がいよいよ届く!! 

最新号発売日より一足先にリリースとなる11月7日に、スタジオオリジナル盤としては『ジャスト・プッシュ・プレイ』以来、なんと11年ぶりとなる『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』が発売になる。オーッ、うれしいねえ。先行で切られたシングルはカッチョよく、期待出来そうである。

中学生の頃からずっと大好きだったエアロだが、『ジャスト・プッシュ・プレイ』でファンをやめた。決して悪い作品ではなく、これはあくまで僕の好みの問題である。もともとポップセンスあふれる彼らなのはわかっていて、でもそこに黒っぽいフィーリングやロックらしさなどがうまくバランスされていたから追い続けてきた。『ジャスト・プッシュ・プレイ』の直前となる『ゲット・ア・グリップ』と『ナイン・ライヴズ』も、かなりギリギリの甘さだったが、僕がひいたラインは超えていなかったのに、『ジャスト・プッシュ・プレイ』は完全にオーバーしてしまった。その後に出た、ブルースセッション的なカバーアルバム『ホンキン・オン・ホーボー』は楽しかったが、オリジナル作品ではないから僕にとってのアウトは払拭できないままだった。去年を含めての来日に、興味を持てなかったのは『ジャスト・プッシュ・プレイ』が最新アルバムであり、それを引っさげた格好だったからだ。

実に長い11年である。やっと僕にとってのエアロが、復活する日が戻ってきたことになるだろうとの期待が膨らむ。先行で公開されているプロモもメチャメチャカッコいいし、スティーブンとジョーのコンビはどういう60代なんだよってな若さである。ジョーのいなたいリフも最高で、最強のエアロサウンドといっていい仕上がりだ。ボーナストラックを入れて17曲収録は、かつてだったら2枚組のサイズでお得な感じ。繰り返すがポップセンスが武器の1つであることはわかっていて、そのバランスが低い方が僕にとっての好みは増していくのである。セールス的に考えたら迷惑な話で、事実『ジャスト・プッシュ・プレイ』では新しいファンを多く獲得したのだから、オールドロックファンの戯言でしかない。今回だって、全体を聴いたらガッカリするなんてことも可能性がないわけでない。ただ、完成後にメンバーから出たコメントによると、どうやらそれはなさそうなのだ。

僕はこれまでに2度、エアロの来日チケットを買った。1度は入場が遅れて、ライブオープニングナンバーの『バック・イン・ザ・サドル』が、すでにエンディングというタイミングだった。もう1度は直前までいく予定にしていたが、どうしても締め切り作業が追いつかず、無念のキャンセルとなった。今ひとつ縁がないうえ、ここ最近の来日は前述のとおりいく気になっていない。今回のアルバムはなんてったって11年ぶりなわけだから、来日はきっとあるはずで、アルバムが期待どおりの仕上がりだったら無念のキャンセルを取り戻しに出かけようと思っている。

それにしても、40年のプロ生活でまったく体型が変わっていないように見える。そしてなにより、惰性でなく作品を作り続けている姿勢には大いに学びたいものだ。

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