【タメ年たちの大活躍!】タメ年編集長が作る雑誌『Pen』で藤子不二雄特集。

9月1日発売の『Pen +』(発行:阪急コミュニケーション)

昭和40年生まれの編集者・安藤貴之が編集長を務める雑誌『Pen +』で藤子・F・不二雄の特集が組まれ話題を呼んでいる。

安藤は大学卒業後、新聞記者、ビジネス誌の編集者を経て、同雑誌『Pen』の他『FIGARO』や『Newsweek』編集部を持つ出版社・阪急コミュニケーションズに入社した。そして当時の新雑誌『Pen』の創刊準備室で『Pen』の立ち上げに尽力し、2001年に副編集長に、2005年からは編集長に就き、毎月1日・15日発売の『Pen』の制作指揮をとっている。

最近、同誌で特集が組まれ、表紙を飾った『009』や『ウルトラマン』『ビートルズ』『ルパン三世』。書店や駅売店などで見かけ、思わず手にとってしまった昭和40年男も多いのではないだろうか。

以前にインタビューを受けた安藤は、“雑誌”に対してこんなことを話している。

「雑誌の魅力自体は変わってないと思います。最近のマスメディアの変遷のなかで、いろんなことがあって、とくにネットが台頭し、モバイルなど多様化していく 流れのなかで、多メディア化され、ひとつひとつのメディアのあり方が小さく感じるようになっただけだと思うんです。雑誌メディアのパワーが落ちたというよ り、いろんなメディアが増えたのでそう感じてしまうということではないのかなと。いまや雑誌って、必ずしも旧来の紙のメディアである必要はないと思います。紙の良さは、確かにすごくあって、手触り感の魅力など、プロダクツとしてのよさがあります。でもコンテンツによってデバイスを変えていくタイプのものも雑誌の表現としてとらえていいと思います。これは紙で表現したほうがいい、これは携帯向け、これはwebに流したほうがいい、とか。大切なのは、臨機応変な対応だと思います。もちろんそれがすべてではありませんが」

Fujisan.co.jp 「ニッポンの編集長 第55回 Pen(ペン) 編集長 安藤貴之さん」より引用

その『Pen』で今回はなんと『大人のための藤子・F・不二雄』と題し、9月3日(2112年9月3日で生誕100年!)のドラえもんの誕生日にちなんで、藤子・F・不二雄の特集が組まれている。特集では、作者である藤子・F・不二雄がどのような人生を送り、どのような作品を残したのかを『Pen』ならではの切り口でその全貌を解き明かしている。また、さまざまな作品紹介の他、『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』の探訪レポートや、『絶対泣けるドラえもんの10話』や『背筋がゾクリとする10話』、ドラえもんの名作『ぼくの生まれた日』の貴重な原画を一話まるごと掲載したり、直木賞作家・辻村深月による書き下ろし短編小説、今日マチ子のトリビュート漫画など、非常に盛りだくさんの内容となっている。タメ年同級生が作る特集だけに、これは昭和40年男ならグッとくる内容なのではないだろうか。

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

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2件のコメント

  1. コメントありがとうございます。安藤氏は『Pen』と『Pen +』を制作する『Pen編集部』で編集長を務めていらっしゃるそうです。

  2. 安藤氏は『Pen』の編集長で、『Pen+』は別のかたでは?

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