肝臓をいたわろう。

『昭和40年男』編集部に安穏の日などない(ホントか?)。
すでに6月11日発売号の編集会議はスタートしているのだ。
今回も多数の特集を全力でつくり、みなさんをお腹いっぱいにするのだ。

予告にも入れたとおり、健康シリーズでは“肝臓”を取り上げる。
ここは毎号、副編の小笠原が担当するのだが、
毎回驚愕の事実を楽しそうに俺に言う。
たちが悪いことに、いつもお前はもうダメだとの脅しをこめる。
「やっぱり酒はよくないんですよ」
うん、キチンと晩酌するようになった日からもうずいぶんと経つし、
深酒は得意技のひとつだ。
「でもさ、つぶれないし強いから大丈夫」
「強い弱いはぜ〜ん(引っ張って)ぜん、関係ないッス。量の問題なんですよ。まっ、まだ下調べの段階ですが」
と、こんな具合だ。

雑誌というのはつくる人間の個性がにじみ出てくるものだと思っている。
なので『昭和40年男』を読んで、
きっと俺が大酒呑みであることはなんとなくばれていると思う。
でね、そんなニオイがたくさん出ている雑誌が好きなんだよね。
…と、逃げたところでどうにもならない。

この日はまだ方向性程度の編集会議だったので
核心に迫る恐ろしいことは聞けていないが、
ひょっとしたら第3号ができた瞬間に酒を断ているかもしれない。
さあ、あなたならどうする?

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