忌野清志郎さんは外せない。

次号の特集『俺たちが影響を受けた男たち』の予告を、チマチマと書いている。これまでバラしちゃったのは、甲斐よしひろさんといかりや長介さん、そして永井豪さんの3人で、今日はタイトルどおり、Hey Hey 清志郎の登場を告白する。

つい先日表紙を飾ったばかりのように感じるが、11号でのことなんですでにもう約8ヶ月近くも前のことになる。『熱源』をテーマに、俺たちが熱いと感じた人やコンテンツを中心にスポットを当てたもので、熱といえば僕にとってメインは清志郎さん以外考えられず、クラスで好きだったヤツは少数派だったのを顧みず断行した。結果的には受け入れてもらえたようで、数字はいい結果となった。前回はチャボさんのインタビューで綴ったが、また今回もというわけにはさすがにいかない。そこで白羽の矢を立てたのは、僕らにRCサクセション文化を押し込んだ張本人にお願いすることにした。

僕らが大好きだった、当時のロック小僧がこぞって読んでいた月刊宝島の元編集長・関川さんが登場してくれた。おーっ、パチパチ。現在は宝島社の取締役で編集の総局長を務めるお忙しい方にもかかわらず貴重な時間を割いてくださった。いやあ、ありがたい。中身は本誌を見ていただくことにするが、RC時代のリアルな清志郎さんをメディアサイドから見ていた貴重な話が散りばめられていて、ファン必見の内容となっている。僕は職権乱用(!?)で先に読ませてもらったが、涙もののページとなった。

RCサクセションについては、かつてブログ特別企画の『懐かしの名盤ジャンジャカジャーン』で、想い出話をひっくるめて書いた。ここで僕が選んだ最高傑作は『BLUE』だった。今回の企画では、昭和40年男的な清志郎セレクトをしたのだが、個人的私見をグッと抑えて『BLUE』を外したのだ。アルバムから2枚とシングル2枚という、ものすごく難しいもので、一晩悩んだ末に多くの昭和40年男に納得してもらえるようにと選んだつもりだ。本誌を見て異論反論は大歓迎なんで、こんなのもさりげなく楽しみにしておいて頂戴な。それにしても『BLUE』を外したのはつらかったなんて、まだこぼしている僕だ。

さあ、次号の発売まで後わずかに迫ってきたぞ。みなさん680円を握りしめて待っててちょうだい!!

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