【S40News!】ドゥカティが「スーパーバイク 1199 パニガーレ」を発売。

Ducati 1199 パニガーレ

ドゥカティは同社スポーツバイクのフラッグシップモデル『スーパーバイク 1199 パニガーレ』を9月29日より発売する。

『1199 パニガーレ』は、世界スーパーバイク選手権ですでに300を超える勝利を手中に収めた同社の世界選手権レベルのテクノロジーやハイテクを満載したモデル。ドゥカティの歴代スーパーバイクモデルが継承してきたエンジン形式由来のネーミング手法を捨て、ボローニャ地方ボルゴ・パニガーレ地区に由来する“パニガーレ”の名を冠している。現在、モーター・バレーの別名で知られるボルゴ・パニガーレの名声によって、世界中に「メイド・イン・イタリー」の称号を轟かす。

車体構成はモノコックフレームとスーパークアドロことL型2気筒エンジンの組み合わせ。これに最新世代のスポーツABS、トラクションコントロール、エレクトロニックサスペンション、クイック・シフト、エンジンブレーキコントロール、ライド・バイ・ワイヤスロットルなどが採用されている。これらがそれぞれに協調し、シームレスな電子制御によってライダーをサポートする。パワーユニットは132.3PS/10.7kg・m/8,000rpmのパワーを発生し、前後の重量配分は前52:後48とする。量産車世界最高のパワーウェイトレシオを実現した本国仕様の191.1PS/10,750rpm、13.5kg・m/9,000rpmにはるかに及ばない数値だが、これは日本の騒音規制に合わせたもの。国内の排気騒音基準をクリアするため本国仕様にはない“サードマフラー”と呼ばれる3ステージ目の役割を果たすマフラーを追加、また走行騒音基準対策としてノイズの拡散を低減するエンジンカバーなどが追加されていることからもそれがわかる。

1199 パニガーレS トリコローレ

前後サスペンションにはマルゾッキ製Φ50mmの新型軽量アノダイズドコートアルミニウム製インナーチューブを装着したフロントフォーク、ザックス製リヤサスペンション、ステアリングダンパーが装備される。この他、オーリンズ製43mm径のフロントフォーク、オーリンズ製アジャスタブルステアリングダンパー、オーリンズ製電子制御TTXリヤサスペンションユニットが採用され、超軽量マルゾッキ製鍛造ホイール、カーボンファイバーフロントマッドガード、モーターサイクル初のフルLEDライトが装着される『1199 パニガーレS』、これと同一装備に加え、赤・白・緑のイタリアントリコロールカラーで彩られ、GPSオートラップタイム機能を持つ新世代DDA+が標準で装備される『1199 パニガーレS トリコローレ』もラインナップされる。

価格はベースモデルの『1199 パニガーレ』が209万円、『1199 パニガーレS』が259万円、『1199 パニガーレS トリコローレ』が289万円。

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