【S40News!】ソニーより手回し充電可能なポータブルUSB電源が発売。

ソニーは、手回しによる充電機能を追加したポータブルUSB電源『CP-A2LAKS』を発売する。従来からのコンセントによる充電に加え、屋外や停電時でも充電できる“手回し充電機能”が追加されており、約3分間の手回しによってスマートフォンで約1分間の通話に相当する電力を充電できる。

それぞれのユニットが分割されているのが特徴。左からUSB出力部、AC入力部、手回し発電入力部

格納式電源プラグを搭載した“AC充電部“と、手回しハンドルを搭載した“手回し発電入力部”、充電式リチウムイオン電池とUSB端子を内蔵した“USB出力部”と、3つの異なる部位で構成されているのが大きな特徴。コンセントが使える自宅や勤務先などでは、“AC充電部”と“USB出力部”を接続した状態でコンセントに差し込むことで充電する。一方、屋外や停電時などコンセントを使えない環境では、“手回し発電入力部”と“USB出力部”を接続した状態でハンドルを回すことで、充電が可能となる。コンパクトで軽量な“USB出力部”のみを取り外して持ち運べ、外出先でスマートフォンや様々なモバイル機器の予備電源として使用できるのだ。

電池容量は4,000mAhで、多くのスマートフォンを約2回分満充電することができる。また、従来モデルよりもUSB出力値を向上させているため、充電に要する時間を短縮することができるようになったという。同社によれば、スマートフォンの満充電までの時間が310分→130分へ約58%の短縮されたとしている。さらに出力部にはUSB端子が2つ設置されており、2台同時に充電が可能だ。

普段は使わないだろうが、電力不安が高まっている今、いざというときに頼りになる充電器を手元においておくと心強い。価格はオープンで実勢価格は8,000円前後。また、手回し発電入力部が付属しない『CP-A2LA』『CP-A2LAS』もあり、それぞれ実勢価格は4,500円前後の予定だ。

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