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【S40News!】トマトを食べることで血中アルコール濃度が低下!?

2012 年 5 月 28 日 編集部員 コメント

アサヒグループホールディングス株式会社とカゴメ株式会社は、お酒を飲むときにトマトを一緒に食べることで、血中のアルコール濃度が低下するという試験結果を発表した。

 

両社は2007年2月に業務資本提携し、研究開発をはじめとする事業全般において協力関係を構築している。両社の共同研究によってトマトの投与がアルコール代謝を促進させることは動物実験にて明らかにされていたが、今回、新たにヒトでの効果の検証と、そのメカニズムの探索が行なわれたという。昭和40年男にとっては見逃せない内容である。

 

この結果、トマトジュースとアルコールを同時摂取すると、トマトジュースを飲んでいない場合と比較して、血中のアルコール濃度や体内に留まる量が平均で約3割減少し、体内からのアルコール消失も50分早まることが確認された。この結果から、トマトとアルコールを一緒に採ると、酔いの回りが緩やかになり、飲酒後の酔い覚めも早まるという可能性が示されたことになる。また、このメカニズムについては、トマトの摂取によりアルコールの代謝に関わる酵素が活性化することが確認されたという。

 

宴席の機会も多い昭和40年男にとって、これは朗報といえるだろう。枝豆はいいことはよく知られているが、トマトと一緒に飲むことでこのような効果があるとは知らなかった。もちろん、トマトを使った酒のつまみは多数ある。ぜひ実践したい実験結果である。本研究結果は、2012年5月の第66回日本栄養・食糧学会大会(宮城、18日~20日)にてすでに発表されており、両社は今後も野菜とアルコールについての共同研究を継続していく予定とのこと。今後の研究にも期待したい。

 

(a)トマト摂取の有無による血中アルコール濃度推移、(b)計算上の体内 に留まるアルコール量、(c)体内からのアルコール消失時間

 

トマトの水溶性成分による肝臓中のアルコール代謝関連酵素活性の変動 (ADH :アルコールをアセトアルデヒドに分解する酵素、ALDH:アセトアルデヒドを酢酸に分解する酵素)

 

トマトの水溶性成分がアルコール代謝をスムーズにする推定メカニズム

 

 

 

 

  

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