〆切カウントダウン、その参
もうこうなったら最終日まで現場の模様をお届けしよう。
さあ、いよいよあと残された時間は今日と明日の2日間となった。
夕べは山ほど積まれたチェック用の原稿を、
ただひたすら誤字脱字を探すなどの校正作業が続いていた。
そんななかで、コソコソとカメラを用意する俺がいる。
♪誰も知らない知られちゃいけない~♪
企画『今宵、ひとりのバーにて』で使う
写真を撮りに行くのを延ばし延ばしにしているうちに、
とうとうここまで引っ張ってしまったのだ。
だってねぇ、前号でもこの撮影のとき、
終了後に我慢できなくなってホンの1杯のつもりで呑んで、
朝方まで高橋と呑みまくってしまった苦い経験があるから。
無理でしょう、目の前のおいしそうなお酒をファインダー越しに眺めていて
「はい、お疲れさまでした~」なんてその場を去るのは。
というわけで、今日まで引っ張ってしまったことを後悔している。
次号では、終わった後に呑めるタイミングで撮影に出かけよう。
また1つ教訓ができたのだった。
さすがにこの時点になれば、酒を鼻に突きつけられたって呑みません。
つうか、もう何日呑んでいないのだろう。
待っててね、琥珀色のビールちゃん。
きっともうすぐ会えるからね。
マズイ、頭がおかしな原稿になってきた。
取り直して。
誰にも知られず2時間弱の外出で撮影してこようと、
編集部員やとくにここからが踏ん張りどころの制作担当たちの目を盗んで出かけた。
カメラと三脚を担いで駅へ急いでいると、
悪いことはできないものだ、偶然制作の長に会ってしまうのだから、トホホ。
目的地は赤坂の馴染みのバーだ。
この店は、ピアノの弾き語りを気楽な感じで聞かせてくれる
『卑弥呼』という店(どうぞヨロシク)。
マスターとはもう10年近い付き合いになるのかな。
オープン前の忙しい時間に、カウンターを借りて撮影させてもらった。
今回の主役はマティーニ。
俺はよくロックで頼むという、お行儀の悪いことをするが、
撮影はショートのグラスで行なった。
本文(ご期待ください)との関係があるからね。
「はい、OK。ありがとうございました」
「えっ、呑んでいかないんですか?」
くーっ、やっぱりな、絶対言われると思った。
だってねえ、長い付き合いになるけど、
この店のトビラをくぐってそのまま帰るのは初めてだもの。
「いやぁ、〆切でさあ。もう、何日呑んでいないか忘れたよ」
「まったあ、つまんない冗談はよしてくださいよ」
「今度来たときは、今日の分まで呑むよ」
と、かっこよく後にしたが、
いやあ、大好きな赤坂の街を素通りするなんて、
仕事というのはホントに残酷ですな。
つうことで、しっかりと撮ってきました、これは未使用カットです。
さて、誌面ではどんなすばらしいカットになっているでしょう?
乞うご期待!!
(って、これと迷ったくらいだからそんなに大差ないっす)
カウントダウンできるの時間もあとわずかじゃー。
がんばるぞー!!




♪誰も知らない知られちゃいけない~♪
わたしエンディング大好きです
♪デビルマンが誰なのか~♪
追
「今日もどこかでデビルマン」って
作詞 阿久悠/作曲 都倉俊一
納得!
コメントありがとう。
死にかけた脳に栄養をもらった感じです。
あの曲って俺の中ではルパンの
♪わるさあ、ぴぃ、さんじゅうはちぃぃぃぃぃ♪
と同じ種類のエンディング・テーマなんですよ。
曲調はぜんぜんちがうの不思議。
それと、デビルウイン~~グとか、
独特のイントネーションもすごく魅力的でしたよね。
ところで原作は読みましたか?
最終回は号泣でした(笑)。