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【S40News!】ホンダの新感覚大型スクーター『インテグラ』。

2012 年 4 月 19 日 編集部員 コメント

ホンダは、直列2気筒700ccエンジンに有段式自動変速機“デュアル・クラッチ・トランスミッション”を組み合わせた大型スクーター『インテグラ』を4月24日(火)に発売する。

 

これは昨日お伝えした『NC700S』と同様、「ニューミッドコンセプト」シリーズとして開発された3モデルのうちの1台。エンジン、フレーム、ホイールは、他の2台と共用としながら、エアマネジメント性能に優れたカウルやスクリーン、快適性を追求した大型シートなどの採用によって、コミューターの快適性と優れた利便性を実現しているという。ちなみに”インテグラ”というと、クルマを思い浮かべがちだが、実は最初に“インテグラ”の名を使ったのは二輪が先だ。82年にCBX400/550のフルカウル仕様にこのニックネームが使われている。

 

開発キーワードは「スクーティング モーターサイクル」。モーターサイクルの走りの楽しさとコミューターとしての快適性・利便性を高い次元で融合させたモデルがその意味だ。エンジンは、低・中回転域での力強い出力特性に加え、燃焼効率の追求による低燃費化を目指し、理想的な燃焼室形状や低フリクション技術などを多岐にわたって採用したホンダ最新のパワーユニット。270°位相クランクによる不等間隔爆発と1軸1次バランサーの採用により、振動を低減させながら心地よい鼓動感を味わえるとしている。キャタライザー(三元触媒)をエキゾーストポートの直下に配置し、燃焼ガスを高温のまま触媒を通すことで、エンジンを始動後にキャタライザーが早期活性化するなど、環境性能にも配慮したユニットだ。

 

このエンジンに組み合わされるのが、ホンダが二輪車用として世界で初めて開発し、スポーツツアラー『VFR1200F』にも搭載されたデュアル・クラッチ・トランスミッションである。これはVベルトを使った従来のCVTと比較して、滑りのないダイレクト感あふれるスポーティな加速を誰でも容易に楽しめるのがその信条である。しかも、油圧回路のシンプル化を図るなど、さらに軽量・コンパクト化した第二世代へと進化。走行モードは、状況に応じて的確なシフトアップ/ダウンを自動的に行なう「ATモード」と、MT感覚でシフトスイッチにより任意に変速できる「MTモード」がある。さらにATモードには、一般走行に適した「Dモード」と、スポーティな走行に適した「Sモード」があり、ATモード走行中にも「シフトアップ/ダウン」スイッチで変速が可能とのこと。

 

『インテグラ』は、ニューミッドコンセプトシリーズ共通のフレームでありながら、スクーターならではの快適なライディングポジションを実現しているのも大きな特徴である。バイクの機動性、スポーツ性能とコミューターの快適性を融合させた一台には、二輪の新たな可能性を感じさせられる。ライバルは500ccの排気量をもつヤマハのTMAXとなろうが、スポーティさでTMAX、ラグジュアリーなインテグラ、といった住み分けになるのか。市場でどのように受け入れられるか興味深いところだ。価格は80万8,500円。

 

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