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【S40News!】世界初のヒンジ機構を搭載したメガネ。

2012 年 4 月 14 日 編集部員 コメント

福井県鯖江市のメガネメーカー・ボストンクラブは、世界初の新規ヒンジ機構搭載のメガネ『JAPONISM PROJECTION(ジャポニスム プロジェクション)』を発売する。

 

通常ほとんどのメガネは、ネジを使用した丁番を本体にロー付けされており、長期間使用し消耗又は破損しても安易に交換する事はできなかった。今回発売される『JAPONISM PROJECTION』は、丁番の脱着ができる構造となっており、仮に交換が必要になった時でも一部のパーツを交換するだけで済み、長く使い続けることができるのが特徴となっている。

 

これを実現するのが、ラダーヒンジと呼ばれる世界初のヒンジ機構だ。サイズの異なる2本の四角い金属パイプを軸として、バネ構造を持たせた金属テンプルが90°回転する。これは飛行機の垂直尾翼(方向舵:RUDDER)の内部構造をヒントにしたものだそうで、これによってネジを使わずに脱着可能な丁番を実現しているのだ。

 


使用される金属パイプは、角のR(丸みの円弧半径)によってテンプル開閉時の動き、感触が全く異なるため、注射針や高級シャーペンの先端などを製造する業者に依頼。Rを0.01mm単位で管理している。また、金属パイプは、軸受けとなる2つのパーツによって挟まれるようにして支えられているが、メガネの中で一番負荷がかかるこの軸受けパーツには、耐摩耗性、長期の使用に対する耐疲労性の他、滑らかなテンプルの動きを支える寸法精度とすべりの良さ、そしてヒンジの容易な脱着を可能とする弾力性などが求められる。これらをすべて満たす素材として、ヒンジの軸受けパーツには最先端エンジニアリングプラスチックの『VICTREX PEEK』が採用された。

 

使い勝手、使用感、耐久性にこだわって作られたこのメガネについて、チーフ・デザイナーの笠島 博信氏はこう話している。

「JAPONISMブランドは、ニッポンのテクノロジーとスピリットを吹き込んだ、世界に通用する眼鏡を創ることを目指して立ち上げました。眼鏡の本質を見極め、安価な商品の大量生産、大量消費とは対極の、大事に長く使用してもらえる眼鏡づくりを目指したのです。『JAPONISM PROJECTION』の特徴となっている“ラダーヒンジ”は、元飛行機パイロットの眼鏡職人からのヒントと、0.02mmの金属パイプをも加工する日本トップレベルのパイプ加工専門メーカーの技術、自動車、半導体、航空宇宙から医療分野などで多くの実績のある世界トップレベルの高性能プラスチック『VICTREX PEEK』と、その成形加工技術が集結してようやく完成しました。一切の無駄を省いたその精悍な外観やかけ心地の良さ等はすぐに感じていただけると思いますが、この眼鏡の本質は長く使用していただいて初めて理解いただけるものと思います。世界中のユーザーの方々のお手に取っていただき、本当に良い眼鏡を大事に長く付き合うことの良さを体感していただければと考えています」

 

本質を見極め、ポリシーを貫くことで、安価な商品の大量生産大量消費とは対極にある本当に良いものを見極め、大事にそして長く付き合う、そんな価値観を眼鏡で表現できないか。『JAPONISM PROJECTION』にはそうした思いが込められているという。ものづくりへの徹底したこだわりが結実したメガネだといえそうだ。価格は3万6,750円から。

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