痛風なのか? その後。

先日、左膝を襲った痛みはよくも悪くもならず、階段の昇り降りは相変わらずシンドイものの、多くの情報に書かれているような激しい痛みにはいたらない。それと気が付いたのは関節が痛いというよりも、もっと表面的だ。膝のお皿の表面あたりが痛み、赤くはなっているが腫れはなく、症状例に見るようなものとは異なる。一体なんなのか? 明日はバイクイベントでMCの仕事をひかえていて、このままではステージの昇り降りが相当カッチョ悪い。“仕事のた~めならエンヤコーラ”と意を決し、大嫌いな病院にいくことにした。

病院の待合室でドキドキするこの感覚は、子供の頃とまったく変わっていないのにあきれる僕だ。「キタムラアキヒロさん、2番診察室へどうぞ」と呼ばれると、ハートビートがまるでポリスのスチュワート・コープラントのように前のめりだぜ。トビラを開けるとやさしそうな先生に胸を撫で下ろした。
「ぶつけたわけでも、ひねったりといった覚えもなくて、徐々に痛み始めたんですよ。なんですかねえ、噂の痛風じゃないですか?」と、先生に詰め寄った。「関節は痛くないんですね。うーん、ここに出ることもあるんですけどねえ。尿酸値は?」との問いに「Aです」と胸を張り、心の中でその他はメチャクチャですとつぶやいた。外科的な要因は考えづらく、血液と尿検査をすることになった。炎症どめに静脈注射を打ってもらい、飲み薬も出してくれた。「多分これで仕事は大丈夫だと思います」と、自信満々の先生はなんとも頼もしい。「来週、検査結果を見て今後を考えましょう」「ありがとうございました」と病院を出たが、もちろんまだ痛い。ホントに明日は大丈夫なのだろうか?

イベント仕事がなければ病院には行かなかったが、これはこれでよかったのかもしれない。4年ぶりの健康診断でたたき出した驚愕数値に悶々とビビっているより、キチンと直視することに導かれたと思えばいいのだ。結果を見たドクターはなんと言うのだろうか? 後日報告しよう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で