【S40News!】ダイハツ・コペンが生産終了。

ダイハツは、軽自動車規格のオープンカーとして10年に渡って販売されてきた『コペン』の生産を8月末で終了する。クルマ好きにとっては残念なニュースだ。

昭和40年男にとって印象的な軽自動車といえば、やはりバブル時代に登場した平成ABCトリオだろう。言わずと知れたオートザム・AZ-1、ホンダ・ビート、スズキ・カプチーノである。このうちビートとカプチーノはオープンスポーツモデルとして人気を集めたわけだが、コペンはこの2台の後を継ぐ軽規格唯一のオープンとして親しまれてきた。丸みを帯びたかわいらしいデザインも特徴的で、グッドデザイン賞も受賞している。

コペンは02年6月に発売し、ピークの03年には国内で約1万1000台を販売したが、その後は伸び悩み、11年の販売は約2000台にとどまるなど、近年は販売が低迷していた。コペンだけでなく三菱の『パジェロミニ』も6月に生産終了する予定で、特徴的な軽自動車が相次いで姿を消すという寂しい状況だ。

ダイハツは最後の特別仕様車として「10th アニバーサリーエディション」を本日より発売するそうなので、ほしいと思っていた人はぜひ販売店へ。価格は5速MTで180万円。

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