【タメ年たちの大活躍!】OPTRONプレイヤー・伊東篤宏のブラジル&ヨーロッパツアー。

DVD『OPTVISION』 伊東自らのレーベル、プロダクツによるソロDVD第一弾。1998年から2008年までの10年分のソロライブ映像や展覧会映像、ビデオ作品などを編集。3,500円でオフィシャルページの『Contact』より通販ができる

OPTRON(オプロトン)という楽器をご存知だろうか。もし知らないという人は百聞は一見にしかず、とてもカッコいいのでぜひ動画をチェックしていただきたい。蛍光灯が点灯する時に発生させる微弱なノイズをピックアップで増幅し、空間を光と音で満たすことができるという装置だ。

これを開発したのが昭和40年生まれの美術家・伊東だ。伊東は1980年代後半から美術作家として活動をはじめ、その表現手段のひとつとして蛍光灯を使っていた。そして蛍光灯が発するノイズのコントロールを表現に取り込み、オプトロンを生み出し、サウンドパフォーマンスを開始し、現代美術側からの音楽へのアプローチを続けてきた。

現在は、オプトロンの実演者として、数々の個展やソロパフォーマンスの他に、進揚一郎(ドラム)との爆音エクストリーム・オプチカル・ノイズコア・バンド『Optrum』を結成しライブをしたり、その他いくつかのユニットでも活動をし、世界的な評価を確立している。

その伊東が、5月下旬よりブラジル・サンパウロへソロツアーに出発する。また6月中旬からはdiamond version(carsten nicolai x byetone)+Atsuhiro Ito名義でヨーロッパツアーも決定している。国内でも東京を中心に勢力的にパフォーマンスしているので、伊東のオフィシャルページでスケジュールをチェックしぜひ会場へ足を運んでみてほしい。

『伊東篤宏オフィシャルホームページ』

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

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