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東京マラソンの効果効能。

2012 年 2 月 27 日 プロデューサー コメント

昨日の東京はマラソン一色だった…、らしい。〆切作業まっただ中の僕はまったく楽しむことができず、キャッフレーズである東京がひとつになる日の外にいた。

それにしてもスゴイ大会になったものだ。石原知事の最大の功績は、この大会を定着させたことじゃないか。なにがなんでも断行するパワー活用の好例ですな。多分、今の政府のような調整型リーダーシップでは100年かかっても実現しなかっただろう。だって問題山積ですもの。でも成せばなる。石原さん得意の強権発動によって始まった極寒の第1回が昨日のようだが、今回で第6回を迎えたとのこと。素晴らしいことだ。

弟が抽選に当たり第1回目を走った。素晴らしかったと感動していたが、後日出てきた週刊誌はまるでネガティブキャンペーンのごとく、恥部を懸命に掘り出して記事を作っていた。仮設トイレが少ないから立ちションをする人が多かった。雨の中スタートを待ったランナーたちが捨てたビニール傘が山積みになっていた。交通が麻痺した。などなど、わざわざ写真に収めて届けたい先は誰だったのだろうか? マラソン嫌いのスポーツアンチの方々か? マラソン開催によって被害を被った方々か? いろんな大会に出て何度もフルを走破している弟がベスト1だと絶賛していたから、よけいに記事が行き場のない安っぽいものに見えた。ネガティブキャンペーンを張った週刊誌が今週号にどう書くのか、期待を持って拝見させてもらう。

僕が住んでいる多摩川沿いの土手はサイクリングコースになっていて、200メートルごとに距離が刻まれているからランナーにもうってつけのコースだ。東京マラソンが始まってからというものランナーが増える一方で、商売になるんじゃないかとのにぎわいだ。事実、都内のど真ん中で市民ランナーのメッカである皇居周辺は様々なビジネスが生まれた。大きな経済効果だ。書店にもマラソン関連の雑誌が増えたし、特集をうつ雑誌も激増した。かつてはランナーとシティランナーの2誌時代が長く続いていたところに、いろんな所が参入したことになる。ウエアも女性のものは華やかになり、ハイテクのスポーツタイツは1万円以上のものが飛ぶように売れているようだ。様々な記念グッズなど、多くのマーケットを創出している。シンプルにその参加費だけとっても、3万6千人×10000円でなんと3億6000万じゃないの。石原さんの断行が、経済効果を拡大させながら第6回が終了した。

運動不足だった人が気軽に取り組めるスポーツとしての普及したことも大きい。東京マラソンによって絶対無理なフルマラソンが、がんばれば走れるフルマラソンにシフトして、自転車と並ぶ気軽に楽しめる健康的なスポーツになった。かつてよりジョキングは王道だったが、人間目標を持つと取り組み方が変わる。健康のためにジョキングするのでなく、いつかフルを走り抜くためにジョキングするにこれまた意識が変化したのだ。

全国に飛び火していて、都市型マラソン大会が増えていて、さらに計画中の都市もたくさんあるそうだ。僕が毎年走っている茨城で行われる大会も参加者はうなぎ登りで増えていて、毎回過去最高参加者記録を更新している。いいことばかりの東京マラソンに死角なし? 走ったタメ年の方がいたら、ぜひ感想を寄せてほしい。僕は毎回ハズレだから。

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