出来たぞ、会心の出来じゃー!

2010 年 3 月 10 日 編集長 コメント募集中


一昨日、出来たての『昭和40年男』の第2号が手元に届いた。
ズッシリと重い(そう感じる)完成品を丁寧に頭からめくっていく。
うん、確実に1号より進歩している、
格段によくなったと思える仕事を出来たことがうれしい。
苦労した日々がすべて報われる気がした。


だが、買ってもらえるかどうかは、書店で決まるもの。
昭和40年、もしくはそれに近い年に生まれた男たちにとって、
財布を開く価値があるかどうかの判定がくだるのだ。
自分がよいと思ってつくったものではあるが、
人によってまったく評価が異なることは言うまでもない。
完売か? 全然売れないか?
前号にもまして、極端な評価をもらうだろうつくりを目指して、
出来映えも狙ったとおりだ。
この辺の解説は発売日以降にちんたらやろうと思っているが、
よくコントロールできたと自画自賛したりしている。


その晩、何十本の夢を見ただろうか。
できあがったはずなのに夢の中ではまだ作っていて、
議論を繰り返したり、ドジを踏んだり、
そのたびに目が覚めて「ふーっ」となるのだ。
ヤレヤレ。


よくよく考えたら手元に届いてから今日までの3日間が、
もっとも幸せなのかも知れない。
だってね、明日からは書店の棚という厳しい現実をのぞき見しながら、
一喜一憂する日々になるのだ。
いや、きっとたくさん売れて、読者のみなさんから多くの声が届いて、
もっと幸せになる。
そう信じてはいるものの、こればっかりはねぇ。
今夜は取材協力いただいた方と乾杯する予定なんで、
笑いに包まれたまま眠りにつくけど、明日は朝から書店挨拶回りだ。
目指せ50店で、ガリガリ行きまっせー!!

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ショーケンとの再会。

2010 年 3 月 10 日 編集長 コメント募集中


ストーンズにほれ込み、バンド活動にも全力で取り組んでいた当時。
実は日本のロックにもすてきな存在を見出していた。
とくにRCサクセションはライブにも何度か足を運んだ。


そして懐かしい再開もすることになる。
ヴォーカリストとしての萩原健一だ。
キヨシローと並び、日本語を歌うという意味ではものすごく影響を受けた。
ショーケンが好きだという情報を得て、越路吹雪も聴いたほどだったから。
ちなみに、キヨシローが挙げるミュージシャンはキースとかぶるので、
ほとんどが知っていたからね。


役者としてのショーケンにあこがれたあのときと違って
今回は将来目指す世界の大先輩だ。
前よりもずっとずっとあこがれた。
同一人物ながら違う目で見た。
唯一無二のヒーローとなったのだ。
D'erlanger

ならばと買ってみた松田優作については
うん、悪くはないのだがヴォーカリストとして評価するにはいたらなかった。
俺にとってはなんだかキースのヴォーカルのような聴き方をした。
そしてもう1人、アーニキーの水谷豊はね。
熱中時代でさんざん聴いています。
歌謡曲のお兄さんですね。


とにかくこうして、ついに日本のミュージシャンからヒーローを見つけた。

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変~身、とぉう!

2010 年 3 月 9 日 編集長 コメント募集中


ローリング・ストーンズへと傾倒していった俺は、
絶対的なヒーローであるキースがニヒルに笑い、
ジャック・ダニエルをラッパ飲みして、ギターをひっかく。
そんな姿に震えた。
日に日に、早弾きでソロをとるという行為さえもがかっこ悪く思え、
ストラトやレスポールを一生懸命弾くスタイルから離れていった。
テレキャスター(もちろん激安コピーモデル)を手に入れ
薄っぺらな音でリズムを刻むことや、
ブルースのフレーズをいなたく弾くことに自分のスタイルを見出してしまったのだ。


せっかく上手になったギターなのにテクニック向上を封印して、
たったひとつの音がどこまで魂を揺さぶるのかという、
高校生にしては大バカやろーな方向へと磨きをかけたのである。
これが俺の失ってしまったものであり、得たものでもある。


歌にハマっていったことも別の次元で大きな現象だったといえる。
ロックやソウルの好きなヴォーカリストで、
ギターを弾きながらしかもうまいというミュージシャンは少なく、
専念した方がいい歌になるという気持ちが芽生えていた。


でも、キース・リチャーズはヒーローの第一位なのだ。
でも、自分の気持ちはヴォーカリストであり、
やっぱりギターも捨てられないというわけのわからん俺がいた。
でも、でも、でも…。


しかし、こんなグチャグチャした時間は運命的に解決へと向かった。
ギターから一歩引くことをすんなりと決意できたからだ。
それは高2の秋に学園祭のゲスト演奏に呼ばれたセッションで
あるギタリストと出会ったことによる。
どうひいき目に見ても、俺より格段にうまい。
それにキャラも完璧なギタリストなのだ。


バンドマンガの名作である『気分はグルービー』のバンド
“ピテカントロプスエレクトス”のギタリスト、稲村とうりふたつなのだ(知らないよね)。
ちょうどメンバーが1人、また1人と抜けていき、6人いたメンバーは
半分のトリオにまで減っていた頃だった。


これは神が与えたチャンスに違いないと、俺はヤツをバンドに誘った。
高2の10月3日、放課後の俺は交渉に当たった。
また、忘れられない日が加わったのだ。
稲村じゃない、藤元直樹という今は天国にいる天才と俺は
一緒に音楽を紡いでいくことになった。
「オイラと組まないか? 儲けようぜ どうだい乗らないか? よーこそー(by RCサクセション)」な気分でバンドに誘い、
見事にヤツのハートをゲットしたのだった。
ヤツの加入が、バンドを飛躍的に加速させた。

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ブルースとソウルに魅せられて。

2010 年 3 月 8 日 編集長 コメント 2 件


キースという絶対的なヒーローがルーツとする音楽ということで、
黒人ブルースやソウルにも惹かれていった。
古くて黒っぽい音楽やチェスレーベルのブルース盤を買い漁り、
激動の音楽シーンに背を向けた格好になってしまった。
ここからの俺が掲げるヒーローには
あまり共感を得られないだろうが、名前だけさらっていこう。


オーティス・レディング、レイ・チャールズ、ハウリン・ウルフ、
ジャニス・ジョプリン、ザ・バンド(とくにロビー・ロバートソン)、サム・クック、
ライトニン・ホプキンス、ジョン・リー・フッカー、マディ・ウォーターズ、
ニール・ヤング、ボブ・ディラン、マジック・サム、ジョニー・ウィンター、ピーター・ウルフ…etc.


こうしたルーツ探しをしながら
音楽への見解を深めていくのは、
ロックにハマって以来の常套手段(前述のクイーンからイエスのように)となった。
ところが、このキースから深いところへと旅立ったおかげで
得たものだけではなく、失ったものも存在したのだった。

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  1. bluekim
    bluekim
    2010 年 3 月 8 日 10:00

    いえ、共感得まくりです。上記メンツにくわえ、
    僕はスティーブ・クロッパー、エイモス・ギャレット、ジェシ・エド・デイヴィス、
    Dr.ジョンそして英国勢(とくにDr.フィールグッド)が入ってきます。
    列記していたらキリがない。あっ、デラニー&ボニー、マリア・マルダー、レオン・ラッセルも!

  2. 編集部員
    編集長
    2010 年 3 月 8 日 22:45

    共感いただき光栄です。
    ホント、キリがないですよね。
    スゴイ探求心と記憶力と集中力で音楽に体当たりしていました。
    きっと似たもの同士でしょうから、
    呑んだらさぞ楽しいでしょうね。
    それにしても、なんであれほど夢中にさせられたのでしょう? 

キース・リチャーズ。

2010 年 3 月 7 日 編集長 コメント募集中

プロになると誓い合ったあの日から、俺たちは練習を続け、
やがてオリジナルを引っさげライブハウスで演奏するようになり
ホールやライヴハウスを借りて自主イベントも積極的に仕掛けた。


高校時代は音楽の指向がものすごいスピードで変化していった時代で、
ハードロックとプログレに夢中になっていたのに、
いつの間にかエアロスミスに傾いていった。
歌にのめり込んでいったことも大きな要因だな、
スティーヴン・タイラーがヒーロー第一位に君臨したのが高1の後半だった。
エアロスミス


さらに、ジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンといった
ギタリストのつくり出す世界を再確認すると同時に、
フェイセスやローリング・ストーンズのような
シンプルでストレートなロックにもどんどん惹かれていく。
(フェイセス時代のロッドはヒーローなんよ。アトランティック・クロッシング以降がアイドル)
ハードさがロックの中で邪魔な存在に思えてきて、
もうプログレなんてステーキの上に寿司のっけて
上からホワイトソースとチーズをたっぷりとかけてオープンで焼きました…
くらいのオーバーさを感じた。
そしてヒーローの座もスティーヴン・タイラーにかわり
キース・リチャーズが君臨したのだった。
ローリングストーンズ

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ヒーローとはちょっと違うのだ。

2010 年 3 月 6 日 編集長 コメント募集中


ギタリストの姉ちゃん経由で
ロッド・スチュワートのコンサートに行くことになった俺。
生まれて初めてのコンサートだった。
武道館の後ろの方で席はよくなかったが、オープニングから興奮した。
そのオープニングナンバーであった“自由への翼”は早速コピーして
その後オープニングに使ったくらいだもの。


歌に目覚めかけていた俺の気持ちを
加速させるのに十分な出来事だった。
“今宵焦がれて”での会場中の大合唱には胸が熱くなり、
ライヴで目の前で演奏された“アイム・セクシー”も最高にかっこよかった。
アイムセクシー


このときから今にいたるまで
好んで聴いているシンガーであるロッド・スチュワート。
だが、俺にとってヒーローなのかというとちょっと違う。
不思議な感覚で、俺にとってロッドはアイドルなのだ。
絶対にこの人にはなれないのである。
俺はいったいなにを言っているのか、
ジミー・ペイジにだって絶対になれないよ。
いやー、そうなんだけど、
1%もかぶるところがないというか、
完璧なスターなんだよね。


ブルースっぽさやカントリーっぽさとか、
歌うためのベースがしっかりあって、
華やかな存在でしかも歌がうまい。
完璧すぎてヒーローを超えてボーっとしてしまうのよ。


金髪のアイドルなんです、永遠のね。
だからだな、先日の来日でも迷った上でチケットを取らなかったもの。

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ロッド・スチュワート。

2010 年 3 月 5 日 編集長 コメント募集中


繰り返すが、中1のとき突如としてロックに目覚めた俺。
クイーンに続き自分で買った2枚目のLPレコードは、
ロッド・スチュワートの“スーパースターはブロンドがお好き”であることは前述したとおりだ。
トラ柄の衣装をまとって歌う“アイム・セクシー”が、
沢田研二が100倍かっこよくなったように見えて買ったのだ。
ロッドスチュワート


だが、評価としてはどちらかといえば失敗だと感じた。
それでも“アイム・セクシー”を始めとして、
“ダーティー・ウィークエンド”や“シャドウズ・オブ・ラブ”など
好きな曲は存在したし、ラストの“うちひしがれて”は
何度も涙を流したほど好きな曲で
いまでもロッドのベスト3に入れている。
だがバンドとして参考にするようなアルバムでなく、
どちらかというと聴くためのミュージシャンだった。
だが突然、ロッドを見直す日がやってきた。
高1の時にロッド・スチュワートの来日公演があったのだ。


バンドのメンバーで唯一ロッドファンだったギタリストのひとりから声がかかった。
「姉ちゃんがチケット取れるらしい」
出たーっ、姉ちゃんいるヤツ文化ーっ!
当時の俺にとって外人のコンサートなんてのは果てしなく遠かった。
俺にとっても十分好きな存在だったし、
世界の頂点のライヴが見られるのはウレシイ。
その誘いに乗ったのだ。
ちょうどウイスキーのテレビCMで
“今宵焦がれて”(それにしてもなんちゅー邦題じゃ)が使われ、
ヒット中だったころだ。
Oh God, I Wish I Was Home Tonight

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なぜかヴォーカル。

2010 年 3 月 4 日 編集長 コメント募集中


教師からプロミュージシャンへと大きく夢の形が変わった俺。
高校に通うものの、完全にバンド中心の生活になった。
しかし信じられないことに、俺のバンドにはヴォーリストがいなかった。
先の中学卒業初ライヴでも1人最低2曲はやることをルールとして、
それぞれの曲で暇なヤツが担当した。
みんなできれば歌いたくなかったというのがホンネだ。


そりゃそーだよ、まだカラオケなんかない時代に
人前で歌うといったら音楽の授業くらいのもので、
その授業は崩壊していたから歌うということはほとんどなかったもの。
照れずに歌えるヤツなんかいなかったのだ。


だが、あらためてプロを目指して取り組むということで、
歌にも少しずつではあるが目覚めていく俺がいた。
もちろんギタリストが気持ちの中では第一希望なのだが、
日に日にヴォーカリストにも興味が湧いてゆく。
ツェッペリンのロバート・プラントやレインボウのロニー・ジェイムス・ディオ、
ディープ・パープルのデビッド・カバー・デイルなどの
コブシ系ヴォーカリストにハマっていったのだ。
歌い込んでいくと意外と高い声を持っていたことも手伝い
多くの曲を歌うようになった。


それとプロになる以上オリジナルをやろうということになり
俺が「きっとできる」と安請けあいで
ソングライターを担当するようになったのも大きい。
だってねぇ、そんな素人がつくった歌を他人様に歌ってもらうわけにいかないもの。
つうわけで、徐々に歌って踊れる(?)ギタリストへと
道を誤った、じゃない、あらためたのであった。

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〆切カウントダウン、その四

2010 年 3 月 3 日 編集長 コメント 2 件


3月3日です。
 ♪お花をあげましょ、桃の花~♪
そうです、春ですよー、みなさん。
〆切なんてやってちゃダメーっ!!
 ♪出かけませんか? もうすぐは~るですねぇ、恋をしてみませんか?♪
と、現実逃避して恋をしたいくらい、
山積みとなったチェック原稿と闘う現場のみんな。
でもね、もう今日で完全に終わらせるのだ。


何時までかかってしまうかはわからないが、
明日には確実に印刷機が回り出す。
そして、8日の朝に完成した本が日本中へと旅立っていき、
3月11日は、いよいよvol.2の発売でーす。
 パチパチパチパチ。
と、無事にかわいい『昭和40年男』を旅へと送り出すために、
今日は最後のひと踏ん張りなのだ。


昨日も大ハプニングが発生したよ。
  「おがあ(副編の小笠原)、この○○のとこ原稿(制作に)入っているよな」
  「そのはずですが」――バタバタバタ(ったりめーだろが、俺を誰だと思ってやがると心の中)
  「一応確認してくれよ」
  「はい」――バタバタバタ(ったく、忙しいのになに言ってやがんでとまだまだ強気の心の中)
だがしばしの時間が経ち、蒼い顔したヤツがきて言った。
  「抜けていました…」
どっひゃーっ!!
明日だよ、明日で手離れしなければならないのにだよ。
どっひゃーっ!!


なんてったって、今回は取材対象人数がスゴイ。
特集タイトルは「タメ年たちのリアル」というもので、
ぬぁんと40人(40年男だからねって、あまり関係ないことにこだわったりするバカな俺です)
ものタメ年を、さまざまな切り口で取材してみたという、
ものすごく手間のかかるものだ。
だからしょうがないというわけじゃないが、
最後の最後にこういう事故も想定の範囲内なのだ(おーっ、かっこいいぞ)。


なんとか取材が仕切れたのが、
昨日夕方の6時からで、
写真などの具が編集部に届いたのが、
日が変わる直前の11時。
そして、今日午前中に原稿が届いて、
そっこーでチェックしてという進行だ。
イッツ・スリリング。


まっ、そんなトラブルはあったものの、
なんとか今日中には手を離すめどが付いた。
4日前から突如として始まったカウントダウンも今日でおしまい。
明日からはまた俺のヒーロー(音楽?)よた話を展開しながら、
今号の取材の舞台裏なんかをはさんでいくので、どうぞよろしく。


さっ、ラスト1日がんばるぞー。
待ってろよー、昭和40年男たち!!

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  1. ジョン
    ジョン
    2010 年 3 月 3 日 23:09

    森友嵐士のインタビューが掲載されると聞いて飛んできました。機会があったら、森友嵐士とT-BOLAN特集やってほしいです。

  2. 編集部員
    編集長
    2010 年 3 月 4 日 18:06

    書き込みありがとうございます。
    森友さんのHPに掲載されていたんですね。
    気がつきませんでした。

    そうなんです。
    森友さんの記事は3/11発売の『昭和40年男』に掲載予定です。
    とっても熱い話が聞けたいいインタビューでしたよ。
    どうぞお楽しみに。

〆切カウントダウン、その参

2010 年 3 月 2 日 編集長 コメント 3 件


もうこうなったら最終日まで現場の模様をお届けしよう。
さあ、いよいよあと残された時間は今日と明日の2日間となった。
夕べは山ほど積まれたチェック用の原稿を、
ただひたすら誤字脱字を探すなどの校正作業が続いていた。
そんななかで、コソコソとカメラを用意する俺がいる。
♪誰も知らない知られちゃいけない~♪


企画『今宵、ひとりのバーにて』で使う
写真を撮りに行くのを延ばし延ばしにしているうちに、
とうとうここまで引っ張ってしまったのだ。
だってねぇ、前号でもこの撮影のとき、
終了後に我慢できなくなってホンの1杯のつもりで呑んで、
朝方まで高橋と呑みまくってしまった苦い経験があるから。
無理でしょう、目の前のおいしそうなお酒をファインダー越しに眺めていて
「はい、お疲れさまでした~」なんてその場を去るのは。


というわけで、今日まで引っ張ってしまったことを後悔している。
次号では、終わった後に呑めるタイミングで撮影に出かけよう。
また1つ教訓ができたのだった。
さすがにこの時点になれば、酒を鼻に突きつけられたって呑みません。
つうか、もう何日呑んでいないのだろう。
待っててね、琥珀色のビールちゃん。
きっともうすぐ会えるからね。
マズイ、頭がおかしな原稿になってきた。
取り直して。


誰にも知られず2時間弱の外出で撮影してこようと、
編集部員やとくにここからが踏ん張りどころの制作担当たちの目を盗んで出かけた。
カメラと三脚を担いで駅へ急いでいると、
悪いことはできないものだ、偶然制作の長に会ってしまうのだから、トホホ。
目的地は赤坂の馴染みのバーだ。
この店は、ピアノの弾き語りを気楽な感じで聞かせてくれる
『卑弥呼』という店(どうぞヨロシク)。
マスターとはもう10年近い付き合いになるのかな。
オープン前の忙しい時間に、カウンターを借りて撮影させてもらった。


今回の主役はマティーニ。
俺はよくロックで頼むという、お行儀の悪いことをするが、
撮影はショートのグラスで行なった。
本文(ご期待ください)との関係があるからね。
  「はい、OK。ありがとうございました」
  「えっ、呑んでいかないんですか?」
くーっ、やっぱりな、絶対言われると思った。
だってねえ、長い付き合いになるけど、
この店のトビラをくぐってそのまま帰るのは初めてだもの。
  「いやぁ、〆切でさあ。もう、何日呑んでいないか忘れたよ」
  「まったあ、つまんない冗談はよしてくださいよ」
  「今度来たときは、今日の分まで呑むよ」
と、かっこよく後にしたが、
いやあ、大好きな赤坂の街を素通りするなんて、
仕事というのはホントに残酷ですな。


つうことで、しっかりと撮ってきました、これは未使用カットです。
マティーニ
さて、誌面ではどんなすばらしいカットになっているでしょう?
乞うご期待!!
(って、これと迷ったくらいだからそんなに大差ないっす)


カウントダウンできるの時間もあとわずかじゃー。
がんばるぞー!!

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  1. mana
    mana
    2010 年 3 月 2 日 19:40

    ♪誰も知らない知られちゃいけない~♪
    わたしエンディング大好きです
    ♪デビルマンが誰なのか~♪

  2. mana
    mana
    2010 年 3 月 2 日 19:51


    「今日もどこかでデビルマン」って
    作詞 阿久悠/作曲 都倉俊一 
    納得!

  3. 編集部員
    編集長
    2010 年 3 月 2 日 23:55

    コメントありがとう。
    死にかけた脳に栄養をもらった感じです。

    あの曲って俺の中ではルパンの
    ♪わるさあ、ぴぃ、さんじゅうはちぃぃぃぃぃ♪
    と同じ種類のエンディング・テーマなんですよ。
    曲調はぜんぜんちがうの不思議。

    それと、デビルウイン~~グとか、
    独特のイントネーションもすごく魅力的でしたよね。

    ところで原作は読みましたか? 
    最終回は号泣でした(笑)。